2023年 10月 05日
「ロスト・キング 500年越しの運命」
「The Lost King」2022 UK

ある日、エジンバラに住むフィリッパは息子と一緒にシェイクスピアが書いた舞台劇「リチャード3世」を観て、”実際のリチャード3世はシェイクスピアが描いたような冷酷非情な王だったのか?”と疑問を抱き始める。彼にシンパシーを感じるようになったフィリッパはリチャード3世について調べ、リチャード3世協会に入会する。協会はフィリッパと同じ考えの団体だった...
「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠 リチャード3世/2016」を観ていたことと、主婦の女性が500年以上にわたって行方不明だったリチャード3世の遺骨を執念と直感で発見したという驚きの実話に惹かれて観に行った。
レスターを流れるソアー川に遺骨が捨てられたと言う説があり、2012年フィリッパが立ち上げたチームによって市の駐車場から遺骨が発掘される。
レスターと言えばサッカーのクラブチーム「レスター・シティFC」で、過去には元日本代表岡崎慎司が在籍していたことを思い出した。
時折フィリッパの側にリチャード3世が現れる。彼は当時の装束のままで「リチャード3世」を演じた舞台劇俳優。妄想気味のフィリッパにしか見えないリチャード3世の存在が面白い。庭でリチャード3世と話す母を見た息子が”ママ独り言言ってる!”なんてシーンもあり。コメディ仕立てで描いているので面白い。
エンディングでフィリッパ・ラングレーがエリザベス2世から勲章を捧げられたことも記される。
フィリッパ・ラングレーの原作を基に映画となった。
”リチャード3世の遺骨見つかる!”のニュースは世界中に発信されたそう。残念ながら全く記憶にない。
1485年に亡くなったイングランド王がレスター大聖堂に正式に埋葬されたのは2015年。その際、英国の俳優ベネディクト・カンバーバッチが朗読を捧げた。それはドラマの中でも語られる。カンバーバッチはいなかったけど...。
カンバーバッチは王の血縁者だそう。そして彼は「ホロウ・クラウン」シリーズで「リチャード3世」を演じている。
多忙だったことと、公開されたら一番に観たい!と思う映画がなくて10日ぶりの映画館となった。とにかくシアターで映画を観たかった。
俳優っぽくなくて主婦に見えるサリー・ホーキンスと、リチャード3世役のハリー・ロイドがnice。ハリー・ロイドは出演作が多いが一番印象に残るのは「ゲーム・オブ・スローンズ/2011」でのプラチナブロンドのヴィセーリス・ターガリエン。
フィリッパ・ラングレーに「シェイプ・オブ・ウォーター/2017」「スペンサー ダイアナの決意/2021」のサリー・ホーキンス。
リチャード3世/ピートに「女刑事マーチェラ/2016」「天才作家の妻 -40年目の真実-/2017」のハリー・ロイド。
リチャード・バックリーに「ロビン・フッド/2010」「ゲーム・オブ・スローンズ/2011」のマーク・アディ。
脚本(共同)、製作、出演(ジョン・ラングレー)に「あなたを抱きしめる日まで/2013」「冷たい晩餐/2017」のスティーヴ・クーガン。
監督は「クィーン/2006」「ヴィクトリア女王 最期の秘密/2017」「英国スキャンダル ~セックスと陰謀のソープ事件/2018」のスティーヴン・フリアーズ。
TOHOシネマズ・シャンテ

日比谷に行く前にちょっと銀座に寄った。ソニービルは新しいビル建設のため囲いに覆われていた。街は外国人観光客が多い。日比谷のザ・ペニンシュラ東京はリッチな中国人が宿泊しているのか?多くの部屋に明かりが灯っていた。

リチャード三世の遺骨を発見した主婦の映画、
足の具合さえよければ、一番に行きたいところですが
(横浜ではみなとみらいでやっています)
今回はあきらめ、いつかプライムヴィデオに配信されるのを
待ちたいと思います。
予告編を見ましたが
フィリッ約の女優さん、良い感じですね!
リチャード三世役のハリー・ロイドさん、可愛いです。
スティーヴ・クーガンは「あなたを抱きしめる日まで」のあの人ですね。
「あなたを。。」は映画館で観て、後日DVDも買った、
好きな映画です(*´∀`)
コメントありがとうございます。
古典ものお好きなら楽しめると思います。
機会があればご覧になってください。





