2023年 07月 11日
「大いなる自由」
「Große Freiheit」…「Great Freedom」2021 オーストリア/ドイツ


第二次世界大戦後のドイツ。同性愛者のハンスは同性愛を禁じた法律のせいで何度も投獄される。そしてハンスは最初の投獄で長期服役囚のヴィクトールと同房になる。ハンスには偏見しかないヴィクトールだが、ある時ハンスが収容所帰りと知り微かに同情の念を抱く。やがてヴィクトールは信念を貫く気骨のある男だとハンスを認め始める…
映画の解説に“不条理な迫害の歴史の中で、愛と自由の本質を見つめた、静かな衝撃作。”とある。
しかしながらものすごく衝撃的で、ものすごくグロテスクなドラマ。こういうのをヨーロッパ人は芸術と呼ぶ。
1940年代〜1960年代の同性愛者の世界を描いている。それもほとんが刑務所の中、で、キャストに女性はなし。記憶では刑務所内で一瞬映ったのみ。
ラストの主人公の行動は”永遠の愛を求めた?”
エンドクレジットは完璧なまでに無音だった。
ハンスを演じるフランツ・ロゴフスキはとっても個性的なイメージを持つ俳優で、本作でのパフォーマンスには息を飲む。
ハンスに「水を抱く女/2020」のフランツ・ロゴフスキ。
ヴィクトールに「ミケランジェロの暗号/2010」のゲオルク・フリードリヒ。
オスカーにトーマス・プレン。
レオに「婚約者の友人/2016」のアントン・フォン・ルケ。
監督、脚本はゼバスティアン・マイゼ。
Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下

Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下はビックカメラが入った東映プラザのビルに2023年6月にオープンした。宮益坂交差点の角に位置し、駅近でnice。
エレベーターを降りた入り口近くは狭くて黒の壁紙を使ってダークな雰囲気。ディスプレィなどがごちゃごちゃしているけど、シアター内はゆったりとして恵比寿ガーデンシネマにとてもよく似ていて恵比寿にいる雰囲気だった。
渋谷での映画鑑賞は久しぶり。映画館以外は案の定外国人観光客がいっぱいいた。ビルにはトムの新作のCMが...。


