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「テノール!人生はハーモニー」

「Ténor」2022 フランス


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パリに住むアントワーヌはすし屋の出前をしながら将来のために夜学で会計学を学んでいる。ある日、オペラ座に出前を届けたアントワーヌはレッスン生の失礼な態度に怒りを覚え、自分も歌えるとばかりにオペラを歌ってみせる。すると歌声を聴いたオペラ教師のマリーはアントワーヌにオペラの才能を感じ取る…


”寿司は日本でしか食べない。”と言っていたマリーながらアントワーヌを呼ぶために出前を頼む。しかし現れたアントワーヌとマリーの間に勘違いがあり、その場を去るアントワーヌ。でもマリーは彼の才能を諦めなかった。アントワーヌをオペラ座に呼び寄せるマリー。そこで偶然オペラ歌手のロベルト・アラーニャと遭遇し二人は即興で歌い意気投合する。


パリに住むリッチな人々と移民の人々。賭けボクシングで生計を立てるアントワーヌの兄たち移民が暮らす団地と、マリーが暮らすゴージャスなアパルトマンの違いが格差を感じる。最近こういった映画が多い。

ロケされたオペラ座が半端なく美しい。ガルニエ宮や大広間でも撮影されていた。


サクセスストーリーはどれもラストがほぼ同じ。例えば主人公が酪農家娘の「エール!/2014」、母子家庭息子の「パリに見出されたピアニスト/2018」、そしてUKの名作「リトルダンサー/2000」は80年代の労働者の息子。あの映画のラストは最高!

オペラとラップを融合したのは画期的だけど、シチュエーションは同じで、もう少し工夫があれば良かったのにとも思った。

フランスのテノール歌手ロベルト・アラーニャが本人役で出演している。

ラッパーのMB14がラップはもちろんオペラも歌っていてスゴい。







マリー・ロワゾーに「100歳の少年と12通の手紙/2009」のミシェル・ラロック。

アントワーヌ・ゼルカウィにモハメド・ベルキール(MB14)。

ディディエに「サンティネル/2021」のギヨーム・デュエム。

ピエールに ステファーヌ・ドゥバク。

サミアにマエヴァ・エル・アルーシ。

エリオにサミール・デカッツァ。

ジョセフィーヌにマリー・オペール。

マキシムにルイ・ドゥ・ラヴィニエール。

会計学の教師に「エミリー、パリへ行く/2020〜2022」のブリュノ・グエリ。

監督、脚本はクロード・ジディ・Jr.。


ヒューマントラストシネマ有楽町


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Commented by umitoyomogi at 2023-06-17 09:01
おはようございます♬
動画を載せてくださってありがとうございます!
良い映画ですね!
広いホールで唄う場面がステキ。
アントワーヌ役のモハメド・ベルキュールは中近東系の名前ですね。
フランスでもドイツでも、北欧でも
中近東からの移住者が増え、ドラマにも主演、助演、が
普通になってきたのですネ。
Commented by margot2005 at 2023-06-18 17:19
> umitoyomogiさん
コメントありがとうございます。
良い映画でした。
フランスは過去に多くの植民地を持っていた国。特に北アフリカの移民が多いようですね。
アルジェリア出身の俳優がたくさんいますし...モハメド・ベルキュールはどこの出身でしょうか?
ヨーロッパは移民者が多いですね。北欧の映画でもよく見かけます。
by margot2005 | 2023-06-15 21:07 | Comments(2)