2023年 04月 29日
「エクストラポーレーションズ すぐそこにある未来」TVシリーズ 1シーズン/8エピソード
「Extrapolations」2023 USA

世界は気候変動の影響に関して限界点に達している。各国が地球の運命に抗して闘うなかで海洋生物学者のレベッカたちは計画が無に期してしまった事を知る…
2037年/2046年/2047年/2059年/2059年(パート2)/2066年/2068年/2070年と、8エピソードが描かれる中徐々に地球の温度が上昇して行く。
AIはもちろん、携帯電話は小指の爪くらいの小さなチップを耳そばの頭部に貼り付けて会話する。インターネットのチャットもありだけどホログラムのシーンが多い。
地球温暖化によって人々は記憶を失う。保存は可能だがメモリーがいっぱいになると過去を消去しなくてはならない。大切な人たちの思い出を失う辛さも描かれる。
近未来、世界の都市でこのようなことが起きると恐ろしいが、地球温暖化に警鐘を鳴らす強力なドラマだった。英米仏の有名俳優の出演はスーパー豪華。特にお気に入り俳優のタハール、キット&エドワード・ノートンの出演に惹かれて鑑賞。
地球温暖化を無視し儲けに走った企業のCEOを演じたキットが貫禄。こんなキット初めて見た。反して優しい人(AIもあり)を演じるタハールも素晴らしい。
スコット・Z・バーンズは初めにメリル・ストリープに声をかけて出演を快諾されたという。シエナ・ミラーがメリルの娘役が嬉しいとも…。
ダイアン・レインとジェンマ・チェンが美しい。とってもゴージャスなマリオンに圧倒されているトビー・マグワイアが面白い。「フレンズ/1994〜2004」のデヴィッド・シュワイマー懐かしすぎ。
ジャンルはミステリードラマとなっているがドキュメンタリー&SFの雰囲気も感じられる。
tomato meterの評価は42%&58%
ニコラス・ビルトンに「ナショナル・シアター・ライブ2022/ヘンリー五世」のキット・ハリントン。
オマール・ハダッドに「モーリタニアン 黒塗りの記録/2021」のタハール・ラヒム。
レベッカに「ある告発の解剖/2022」のシエナ・ミラー。
ラビ、マーシャル・ザッカーに「ワンダー 君は太陽/2017」のダヴィード・ディグス。
マーサに「すべてが変わった日/2020」のダイアン・レイン。
ジョナサンに「ナイブズ・アウト:グラス・オニオン/2022」のエドワード・ノートン。
ナターシャに「エターナルズ/2021」のジェンマ・チェン。
シルヴィーに「アネット/2021」のマリオン・コティヤール。
オーギーに「リスペクト/2021」のフォレスト・ウィテカー。
ギタに「エクソダス:神と王/2014」「オブセッション/2023」のインディラ・ヴァルマ。
イヴに「ドント・ルック・アップ/2021」のメリル・ストリープ。
監督、脚本、製作総指揮は「不都合な真実/2006」「喜望峰の風に乗せて/2018」の脚本家スコット・Z・バーンズ。
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