2023年 03月 10日
「窓際のスパイ」TVシリーズ 2シーズン/12エピソード
「Slow Horses」2022 UK/USA

MI5(英国情報局保安部)の落ちこぼれの行き先はジャクソン・ラムがボスの”Slough House/泥沼の家”。リヴァー・カートライトはエリートコースから転落し”Slough House”に送られる…
ボスのラムは事務所で飲酒と喫煙の日々を送り、キャサリンが持ち込む書類は山と積まれたまま。この男何を考えているのやら?さっぱりわからない。
そしてリヴァーはゴミ漁り(証拠品収集)のような仕事をさせられている。そんなある日、人質事件が発生し独自に捜査を開始する。
原作はミック・ヘロンの「窓際のスパイ/Slow Horses」で、英国の新聞、雑誌で絶賛された最高のスパイ小説。
このTVシリーズはシーズン4まであり。しかしシーズン3は本国でもまだ配信されていないので見ることに…。シーズン1、2の事件は解決する。
英国人てなんとウイットに富んだ人々なのだろうと感嘆する。特にジャクソン・ラム。本人の前では言わないが、MI5の副長官ダイアナのことをレディ・ダイ(プリンセス、ダイアナ)と少々嘲笑を込めて言ったりする。あげたらキリがないがラムを筆頭にウイット炸裂のドラマは最高。とにかく言葉の応酬がすさまじいのだ。窓際のスパイたちは全員個性豊かで面白すぎる。MI5の長官、副長官とダブルで女性もnice。
だらしがなくて常に酔っ払っているジャクソン・ラムを演じるゲイリー・オールドマン、とってもキュートなジャック・ロウデンもキャラにピッタリで、タカピーな役がとっても似合うクリスティン・スコット・トーマスはバッチリ。Netflixで見た「レベッカ/2020」のような静かな女性より断然こちらが似合う。リヴァーの祖父役にジョアンサン・プライス、MI5局長にソフィー・オコメドーと豪華出演陣。
主演のゲイリー・オールドマンは「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男/2017」でのオスカー主演男優受賞スピーチで”アメリカが私を有名にしてくれた”と語っていた。しかしロンドン生まれの彼はウイットに富んだイングリッシュマンが当然ながらとても似合う。
AppleTV+既存のシリーズは一気見できるが、新作は毎週金曜日に1エピソードの配信で次が待ちきれない。Netflixのようにまとめて配信だと嬉しいのだけど。
先日Netflixで「ダンケルク/2017」を途中まで見た。ジャック・ロウデンはトム・ハーディと共にパイロット役で、残念ながらジャックの顔はほとんど見れない。あの映画でブレイクした若き英国人俳優の中で今一番人気はハリー、次にジャック。バリー・キオガンはBAFTA2023で助演賞を受賞した。アナイリン・バーナード&フィオン・ホワイトヘッドの活躍にも期待したい。
ジャクソン・ラムに「Mank/マンク/2020」「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ/2021」のゲイリー・オールドマン。
リヴァー・カートライトに「最悪の選択/2018」「カポネ/2020」のジャック・ロウデン。
キャサリン・スタンディッシュにサスキア・リーヴス。
ルイーザ・ガイに「どん底作家の人生に幸あれ!/2019」のロザリンド・エレアザール。
ロデイ・ホーにクリストファー・チャン。
ミン・ハーパーにダスティン・デムリ・バーンズ。
シャーリー・ダンダーに「ピーキー・ブラインダーズ/2013~2022」のエイミー=フィオン・エドワーズ。
マーカス・ロングリッジに「僕の巡査/2022」のカディフ・カーワン。
MI5副局長兼作戦責任者ダイアナ・タヴァナーに「シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~/2019」「レベッカ/2020」のクリスティン・スコット・トーマス。
MI5内務及び戦術部門責任者(愛称はDog)ニック・ダフィーにクリス・ライリー。
MI5エージェント、スパイダー・ウェヴに「ホワイトハウス・ファームの惨劇~バンバー家殺人事件~/2020」「ミセス・ハリス、パリへ行く/2022」のフレディ・フォックス。
MI5局長に「ナイル殺人事件/2022」のソフィー・オコネドー。
リヴァーの祖父(元MI5)デヴィッド・カートライトに「2人のローマ教皇/2019」のジョナサン・プライス。

