2022年 10月 20日
「ブラッドライン」TVシリーズ 3シーズン/33エピソード
「Bloodline」2015~2017

フロリダキーズのイスモラルダでリゾートホテルを経営するレイバーン家は成功を収めて地元の名士となり、45周年創立記念パーティが行われようとしていた。そんな折、一族の厄介者で長男のダニーが帰省する。やがてそれをきっかけにレイバーン一家の葬られた闇が次々と明らかになって行く…
TVシリーズはヨーロッパ物を観ることがほとんど。でもこれはリゾート地で有名なフロリダキーズが舞台で興味があった。出演陣も豪華。最初皆若い!と思いながら見ていたらシーズン1の製作は2015年だった。納得。
オープニングで後に起こる殺人の描写がある。その後ストーリーは進み、時折冒頭の描写も挟まれる連鎖殺人が面白い。
警察官のジョン、弁護士のメグ、そしてメグの恋人マルコも警察官。立場ある人たちが事件に関わってしまう。彼らは追求するのか?それとも葬るのか?タイトルの「Bloodline」が一家を物語る。
カイル・チャンドラーの映画は色々と見ているが脇役が多い。実際はベンの方が年下だけどドラマでは兄役で、カイルはとても若く見える。ベン・メンデルソーンはワルが似合う。リンダ・カーデリーニはこのシリーズ後活躍がエクセレント。そしてヨット整備の仕事をする三男のケヴィン役のノーバート・レオ・バッツが情けない男を好演している。
2017年の夏に73歳で亡くなったサム・シェパードが6エピソードに出演。サムの代表作といえばやはり「ライトスタッフ/1983」。素敵な俳優だった。シシー・スペイセクはいつまでもチャーミング。レイバーン家と深いつながりを持つリッチマン、ロイ・ギルバートを演じるボー・ブリッジスが貫禄。
ジョン・レイバーンにマンチェスター・バイ・ザ・シー/2016」「ファースト・マン/2018」のカイル・チャンドラー。
ダニー・レイバーンに「ベイビーティース/2019」「シラノ/2021」のベン・メンデルソーン。
メグ・レイバーンに「カポネ/2020」のリンダ・カーデリーニ。
ケヴィン・レイバーンに「ルース・エドガー/2019」のノーバート・レオ・バッツ。
サリー・レイバーンに「さらば愛しきアウトロー/2018」のシシー・スペイセク。
ロバート・レイバーンに「8月の家族たち/2013」のサム・シェパード。
ダイアナ・レイバーンに「その名にちなんで/2006」のジャシンダ・バレット。
ベル・レイバーンにケイティ・フィナーラン。
ノーラン・レイバーン/ヤング、ダニーにオーウェン・ティーグ。
エリック・オバノンにジェイミー・マクシェーン。
チェルシー・オバノンに「荒野にて/2017」「デッド・ドント・ダイ/2019」のクロエ・セヴィニー。
マルコ・ディアスに「デンジャラス・ビューティー2/2005」のエンリケ・ムルシアーノ。
エヴァンジェリン・ラドセヴィッチに「ニューヨーク 親切なロシア料理店/2019」のアンドレア・ライズボロー。
オジー・デルベッキオに「シェフ 三ツ星フードトラック始めました/2014」のジョン・レグイザモ。

同じくアメリカが舞台のTV シリーズ「ファーゴ/2014~2017」は、配信が終了するというので3シーズンをかなり一気に鑑賞した。どうやら5シーズンまであるらしい。配信に期待。
シーズン1は、人物や背景は変えてはあるけど映画版「ファーゴ」のプロットと同じ。シーズン2、シーズン3は映画版「ファーゴ」とは別の物語だけど1と2は繋がっている。シーズン3の主演はお気に入り俳優のユアン・マクレガー。まぁまぁだったけど、シーズン1が一番面白かった。
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