2022年 07月 11日
「トラップ 凍える死体」 TVシリーズ シーズン2/10エピソード
「Ófærð」…aka「Trapped」2018~2019 アイスランド/デンマーク/フィンランド/スウェーデン/ノルウェー/ドイツ/フランス/UK
アイスランド、レイキャビク。ある日、国会議事堂前で産業大臣が牧羊を営む実兄ギスルに襲撃される。大臣のハーラは火傷により重軽傷を負うがギスルは死亡する。事件はハーラを巻き込んだギスルの焼身自殺だった。首相の命を受けてアンドリが捜査に向かった先はかつて警察署長をしていたシグルフィヨルズルの町。今では警察署長となったヒンリカ、そしてアウスゲイルに再会する。やがて捜査開始直後、牧羊家の主人フィンヌルが納屋で絞殺死体となって発見される…
アンドリは人身売買と港建設に絡む事件解決後レイキャビク警察本部の刑事に戻っていた。トラウスティはこの事件での不手際から犯罪捜査局長の職を退き、現在はSWATで任務に就いている。
ギスルは発電所建設反対の抗議運動の参加者でハーラと会うのは20年ぶりだった。
事件は発電所の建設関連の政治絡みとも思われたが、ある一家のおぞましい過去の秘密が次々に白日の下にさらされ、連続殺人の動機が判明する。
フィンヌルの息子アーロンとアンドリの娘ソーヒルドゥルの恋も描かれる。
「トラップ 凍える死体/2015~2017」シーズン1同様ドラマはとってもダーク。そしてアンドリ、ヒンリカ、アウスゲイルの活躍が素晴らしい。
今回再び舞台となったシグルフィヨルズルの町の山々にはまだ雪が残るが、緑色に覆われた大地がとても美しい。
アイスランド映画を鑑賞する時大変なのは人物の名前。彼らの名前は馴染みがなくて頭に入りづらく似たような名前も多い。1、2シーズン共に登場人物がかなり多くて、ある面では頭の体操になった。
シーズン3があるらしい。配信に期待。
ドラマの中で”外国人(東ヨーロッパやアフリカ諸国)が多数やってきて、そのうち私たちも家で英語を話すかも知れない。”という言葉が印象深い。
2020年度のアイスランドの人口は約34万人。アイスランドといえ火山(温泉)だけど羊の放牧もスゴい。「ひつじ村の兄弟/2015」が面白かったのを思い出す。
アンドリにオラフル・ダッリ・オラフソン。
ヒンリカにリムル・クリスチャンスドッティル。
アウスゲイルにイングヴァール・シーグルソン。
ヒヨルトゥルにバルタザール・ブレーキ・サンペル。
ソーヒルドゥルにElva María Birgisdóttir。
ソーヒルドゥルの伯母ローフェイにカトラ M. フィヨルジルスドッティル。
ハーラにソルヴェイグ・アルナルスドッティル。
ヴィキングルにアーロン・マル・オラフソン。
アーロンにStormur Jón Kormákur Baltasarsson。
トラウスティ・エイナルソンにビョルン・フリーヌル・ハラルドソン。
アグネスにニーナ・デーグ・フィリップスドッティル。
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