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「ナイトメア・アリー」

Nightmare Alley2021 USA/メキシコ/カナダ


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1939年のアメリカ。故郷を後にした流れ者のスタンは怪しげなカーニバルの一座で働き始める。見せ物テントでは人間なのか獣なのかわからない怪しげな生き物が評判を呼んでいた。ショービジネス界での成功を夢みるスタンは読唇術の技を習得し、惹かれていた一座のモリーを誘って町へと向かう。一流ホテルでリッチマン相手に読唇術を披露。人を惹きつける才能の持ち主スタンは瞬く間にトップの興行師となる。そんなある時、精神分析学者のリリス・リッターと出会い、神秘的で美しい彼女に魅せられる。やがてスタンはリリスから上流社会の顧客から大金を騙し取る計画を持ちかけられる


微塵も疑わずリリスを信用したスタン。逆に、スタンに全く疑いを抱かせなかったリリス。スタンという人物は基本的にはワルでなかったということだろうか?

ブラッドリー・クーパーとケイト・ブランシェットのコンビはnice。ケイトは冷たくて美しくて謎に包まれた女といったイメージにピッタリ!ハマり過ぎ。


シアターで予告編を何度も観たのと出演陣が豪華なのと、監督がギレルモ・デル・トロという理由で観賞。でもちょっとこの世界はダメかも?

ラストはアメリカンドリームじゃなくて強烈な"Nightmare/悪夢"だった


トニ・コレットは強い印象を与える女優なのでこういったキャラが似合う。貫禄たっぷりのウィレム・デフォー。ルーニー・マーラは「キャロル/2015」ではケイトの恋人役。本作ではケイトに子供扱いされていたのが面白い

本作は3度目の映画化と知った。2001年度版のジャンルはホラーで、1947年度版の主人公はハリウッドキングと冠されたタイロンパワー。


スタントン・カーライルに「アリー/ スター誕生/2018」「運び屋/2018」のブラッドリー・クーパー。

リリス・リッター博士「オーシャンズ8/2018」「ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~/2020」「ドント・ルック・アップ/2021」のケイト・ブランシェット。

ジーナ・クランバインに「マダムのおかしな晩餐会/2017」「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密/2019」Pieces of Her/彼女のかけら/2022」のトニ・コレット。

クレム・ホートリーに「ライトハウス/2019」「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊/2021」のウィレム・デフォー。

エズラ・グリンドルに「シェイプ・オブ・ウォーター/2017」「さよなら、私のロンリー/2020」のリチャード・ジェンキンス。

モリー・ケイヒルに「ソング・トゥ・ソング/2017」「マグダラのマリア/2018」のルーニー・マーラ。

ブルーノに「殺し屋/2018」「ドント・ルック・アップ/2021」のロン・パールマン。

フェリシア・キンボールに「また、あなたとブッククラブで/2018」のメアリー・スティーンバージェン。

ピート・クルンバインに「ノマドランド/2020」のデヴィッド・ストラザーン。

監督、脚本、製作は「シェイプ・オブ・ウォーター/2017」のギレルモ・デル・トロ。


TOHOシネマズ池袋


Commented by ituka at 2022-04-13 17:21
この時代の見世物小屋というワードに妙に惹きつけられるワタシです。
大富豪を前に大金が転がり込む寸前で想定外のパターンでしたね。
まさかの抱き付きという、思いもよらない行動に見てるこちらがハラハラしましたよ。
ケイトの悪女ぶりは完璧なくらいハマリ役でした。
Commented by margot2005 at 2022-04-13 23:53
> itukaさん
>見世物小屋というワード...そうでしたか。時代が時代ですね。
調べたら1939年って第二次世界大戦始まりの年でした。
大金を騙し取ったリリスはさすがでした。スタンは彼女の魅力に負けましたね、完全に!
ケイト・ブランシェットってかつてのハリウッドのクールビューティ的な美しさ
そして演技力もあるスゴい女優だといつも思っています。
by margot2005 | 2022-04-11 23:18 | Comments(2)