2022年 02月 24日
「オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―」
「Operation Mincemeat」2021 USA/UK


1943年、第二次世界大戦最中のロンドン。ナチス・ドイツとの激戦を繰り広げる連合軍はナチス打倒のためイタリア、シシリア攻略を計画していたが、シシリア沿岸は既にドイツ軍が防御していた。モンタギュー少佐、チャムリー大尉、フレミング少佐は英国情報部ゴドフリー提督とのミーティングで、欺瞞作戦である<オペレーション・ミンスミート>を提案する。それは”連合軍はギリシャ上陸を計画している”という偽造文書を持った死体を潜水艦から地中海に流しヒトラーを騙そうとする作戦だった...
死体を確保し偽造文書と共に彼の恋人の写真とラヴレターを用意する。写真は情報部のジーンが自分の物を提供し、ラヴレターはヘスターが書くことになる。
物語は中々スリリング。でもかなり色付けしてあるのだろうな?なんて思ったりもした。
主演のコリン・ファースはお気に入り俳優。ちょっと気になるジョニー・フリンの出演と、監督が「マリーゴールド・ホテル シリーズ」のジョン・マッデンなので<オペレーション・ミンスミート>など全く知らないながら鑑賞した。
原作はベン・マッキンタイアーの小説「Operation Mincemeat/オペレーション・ミンスミート」。小説面白そう。
ヨーロッパのスパイたちが次々と現れて少々ややこしかった。彼らは二重、三重スパイなのだ。
本作は史実を基にしたドラマ。エンディングで独身のチャールズ・チャムリーとジーンが結ばれることはなく、ユーエン・モンタギューも戦後、アメリカから帰国した妻子と暮らしたと記される。そして”偽造文書を持たせた死体を海に流す”という奇策を考え出したのはイアン・フレミング。彼は職場で小説を書いていて、あの<007シリーズ>の原作者となった人。演じるジョニー・フリンnice。
コリン・ファースとマシュー・マクファディンの共演は初めてだと思う。彼らはTV版「高慢と偏見/1995」と映画版「プライドと偏見/2005」で共に<Mr.ダーシー>を演じている。
映画の中でジーンをめぐっての二人が微妙に面白い。実際の二人は10歳以上の歳の差があるが、モテる男役が多いコリンと、「高慢と偏見」後モテない役が多い気がする…というよマシューはラヴなドラマに出演していない。
ユーエン・モンタギューに「スーパーノヴァ/2020」のコリン・ファース。
チャールズ・チャムリーに「エジソンズ・ゲーム/2017」のマシュー・マクファディン。
ジーン・レスリーに「T2 トレインスポッティング/2017」のケリー・マクドナルド。
ヘスター・レゲットに「ダウントン・アビー/2019」のペネロープ・ウィルトン。
イアン・フレミングに「時の面影/2021」のジョニー・フリン。
ジョン・ゴドフリーに「ホテル・ムンバイ/2018」のジェイソン・アイザックス。
ウィンストン・チャーチルに「スターリンの葬送狂騒曲2017」のサイモン・ラッセル・ビール。
監督は「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章/1015」「女神の見えざる手/2016」のジョン・マッデン。
TOHOシネマズ日比谷

