2021年 11月 09日
「ヤーラ」
「Yara」2021イタリア

イタリア、ベルガモ。ある雪が舞う夜、13歳の少女ヤーラが失踪し、ヤーラの両親ガンビラシオ夫妻は警察に娘の捜索願いを出す。マレスシアロ・ガロ軍曹は家出の可能性は低いので誘拐も視野にいれて捜査を開始する。やがてやり手の検事レティシア・ルゲリとヴィターレ大佐が捜査に加わるが、3か月後に遺体となったヤーラが発見される…
事件解決のため捜査にのめり込む検事の活躍を描くサスペンスドラマで実際に起きた事件を基にしている。
ドラマを観て改めて証拠となるDNAの凄さに圧倒される。DNA捜査は市民を巻き込んで行われ、ルゲリは捜査に掛かる金(税金)がかかりすぎると非難もされた。
自宅からたった700mの距離にあるジムの帰り道に姿を消したヤーラ。捜索犬も加わり大々的な捜査が開始されるが手がかりは全くない。そしてヤーラの遺体が発見される。
検事のレティシア・ルゲリが、マスコミや市民に批判されながら、暴走とも思えるくらい突き進姿が熱い。
レティシア・ルゲリを演じるイザベラ・ラゴネーゼは大熱演。ラゴネーゼは全く違った役を演じ分ける女優で素晴らしい。
監督が「輝ける青春/2003」&「13才の夏に僕は生まれた/2005」のマルコ・トゥリオ・ジョルダーナで、アレッシオ・ボーニの出演にも惹かれて観賞。残念ながらアレッシオの出番は少ない。しかし50代半ばとなった彼はとても渋くてナイス。
実話なのでここからネタばれ…
13歳のヤーラは2010年11月にブレンバーテ・ディ・ソプラから失踪し2011年2月にキニョーロ・ディーゾラの畑で遺体となって発見される。2014年2月に容疑者マッシモ・ボセッティが逮捕され、2015年4月にボセッティが殺人罪で起訴される。そして2016年7月第一審で有罪判決が下された。しかしボセッティは犯行を否認している。
レティシア・ルゲリに「我らの生活/2010」「イタリアの父/2017」のイザベラ・ラゴネーゼ。
ヴィターレ大佐に「霧の中の少女/2017」のアレッシオ・ボーニ。
マレスシアロ・ガロ軍曹に「フォンターナ広場 イタリアの陰謀/2012」「ルチアの恩寵/2018」のトマス・トラバッキ。
マウラ・ガンビラシオにサンドラ・トッフォラッティ。
フルビオ・ガンビラシオにマリオ・ピレッロ。
司法官エドアルド・カルリーニにミロ・ランドーニ。
Dr.プロスペリにアンドレア・ブルスキ。
マッシモ・ボセッティにロベルト・ジベッティ。
監督は「フォンターナ広場 イタリアの陰謀/2012」「女性の名前/2018」のマルコ・トゥリオ・ジョルダーナ。
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