2021年 10月 18日
「最期の決闘裁判」
「The Last Duel」2021 USA/ UK


14世期後半、百年戦争最中のフランス。若くて美しいマルグリットはノルマンディーの騎士ジャン・ド・カルージュの妻となる。カルージュは再婚だった。ある日、夫の旧友ジャック・ル・グリが突然やって来る。この日は屋敷に夫も義母もいない。渋々屋敷の扉を開けたマルグリットはいきなりル・グリにつかまれベッドに連れ込まれレイプされる。ことの顛末を沈黙することができない妻は夫に打ち明ける…
目撃者はいない。レイプなのか?同意の上のsexだったのか?互いの言い分に相違がある。やがて裁判にかけられる。
決闘裁判の内容がアムールの国フランスらしい。そしてル・グリの言い分とマルグリットの言い分をそれぞれのシーンで描いているのが興味深い。
マルグリットに告げる義母の言葉...”真実に何の意味がある。黙っていれば息子は決闘せずにすんだのに。”しかし息子にとっての決闘は誇りを維持するためだった。マルグリットの友人も”私なら何も言わない。”と語る。これも14世紀だからこそ。
陰で姑のことを”雌ブタ/字幕”となじる嫁。嫁&姑って14世紀から不仲。
”決して一人になるな!”と妻に言い残し戰に行った夫。しかし姑は嫁を一人にした。企んだのか?なんて想像したけど...。
最初ベン・アフレックがわからなかった。何とブロンドヘアーで役柄は伯爵。マット・デイモンは妻を愛する騎士、アダム・ドライヴァーは女好きの従騎士と3人それぞれにナイスキャスティング。
リヴァプール出身の英国俳優ジョディ・カマーをシアターで観たのは初めて。
wowowで放送していた「キリング・イヴ/Killing Eve/2018~2020」は途中で挫折。映画は鑑賞していないけど、シアターやら他で予告編を何度も何度も見たライアン・レイノルズの「フリー・ガイ」のヒロイン役。「イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語/2017」は観るつもりだったが時間が合わなくて見れなかった。ジョディ・カマーは古典が似合う。
ヨーロッパの歴史ドラマって大好きなので楽しみにしていた。舞台は14世紀末期のフランスで、映画はフランスやアルランドでロケされた。カルージュの住まいはノルマンディー。カルージュがパリに着いた時ノートルダム大聖堂らしき建物が建設中。調べてみたらノートルダム建築開始は1345年だった。
ベンもそうだけど、マット映画をシアターで観るのは久しぶりだった。Hollywood Expressで紹介していた彼の主演作品「Stillwater/スティルウォーター/2021」"" target="_blank">「Stillwater/スティルウォーター/2021」は既に本国やヨーロッパで公開済みながら日本では予定なしとか。是非観てみたい。
「トリプル・フロンティア」のレビューに”「The Way Back」はつまらなくて途中で挫折した。”と書いたが今一度鑑賞した。最近ヒューマンドラマはしんどいのであまり観ないせいもある。でも最後まで観て良いドラマと思った。
ジャン・ド・カルージュに「ジェイソン・ボーン/2016」「フォードvsフェラーリ/2019」のマット・デイモン。
ジャック・ル・グリに「マリッジ・ストーリー/2019」「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け/2019」「デッド・ドント・ダイ/2019のアダム・ドライヴァー。
マルグリット・ド・カルージュに「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」のジョディ・カマー。
ニコル・ド・カルージュに「サンドラの小さな家/2020」のハリエット・ウォルター。
アランソン伯ピエールに「トリプル・フロンティア/2019」「The Way Back/2020」のベン・アフレック。
国王シャルル6世に「9人の翻訳家 囚われたベストセラー/2019」のアレックス・ロウザー。
クレスピンに「ザ・シークレットマン/2017」のマートン・ソーカス。
監督は「オデッセイ/2015」「ゲティ家の身代金/2017」のリドリー・スコット。
脚本はニコール・ホロフセナー、ベン・アフレック、マット・デイモン。
TOHOシネマズ池袋にて
久しぶりに重厚感ある映画に出会えました。
金髪のベンって見るからにチャラ男でしたね。
最近ワタシもシリアスなヒューマンドラマは疲れるので敬遠してます(笑)
私もシアターでの観賞激減です。
久しぶりにヨーロッパの歴史物を堪能しました。
さすがのリドリー・スコットですね。「グラディエーター」を思い出します。
ベンってチャラ男も人生に疲れた男、どちらも似合いますね。
家でスリラーやサスペンスばかり見ているので人生を描いた映画は疲れます。
これからもこの線で行きそうです。

