2021年 10月 17日
「TOVE/トーベ」
「Tove」2020 フィンランド/スウェーデン



1944年、第二次世界大戦下のフィンランド、ヘルシンキ。画家のトーベ・ヤンソンは戦争終結後爆撃でほとんど廃墟と化したアトリエを借り入れ絵画制作に打ち込んでいる。しかし著名な彫刻家で、厳格な父との不仲や保守的な美術界とのズレなどへの葛藤があり制作は思うように進まない。そんな中、パーティで出会った舞台演出家のヴィヴィカ・バンドラーと恋に落ちる…
トーベは評価されない絵画の制作と並行して”ムーミン”のキャラクターを描き続ける。
ヴィヴィカは上流階級の女性で夫がいる。ヴィヴィカがトーベに”夫がいると便利よ。”と語る台詞に時代を感じる。ボーイフレンドのアトスはトーベの良き理解者だった。トゥーリッキはヴィヴィカと別れた後に出会った生涯のパートナー。
”ムーミン”の原作者トーベってとても自由奔放に生きた女性。彼女は一時期アトスとも関係を持ったがレズビアンだった。
彫刻家の父はトーベが描く”ムーミン”など芸術ではないと全く評価していなかったが、亡くなった後に母から渡されたスクラップブックには新聞に掲載された”ムーミン”のマンガがたくさんあり、あれこれ批判しながらも娘を愛した父親の姿だった。そして舞台演出家のヴィヴィカに出会ったことも”ムーミン”が世に出る助けになったと思った。
恋人だったヴィヴィカや友人アトスとの交流を中心に”ムーミン”で有名になったトーベ・ヤンソンの半生を描いている。エンディングに、ヴィヴィカの言葉で”トーベの愛は過大すぎた”と記される。
アニメ映画「劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス/2014」でアルマ・ポウスティは吹き替えを担当している。このアニメ観たような記憶が、でも定かではない。
ムーミンが大好きな人にオススメの映画ではない。私も特にムーミンのファンではないけどムーミンの皿&マグカップが好きで集めているので興味があり鑑賞した。下はお気に入り(日比谷シャンテB1のKitchen Gardenで購入したもの)。
トーベ・ヤンソンにアルマ・ポウスティ。
ヴィヴィカ・バンドラーに「マイアミ/2017」「ブレードランナー 2049/2017」のクリスタ・コソネン。
アトス・ヴィルタネンに「ストックホルム・ケース/2018」のシャンティ・ローニー。
トゥーリッキ・ピエティラに「ファブリックの女王/2015」のヨアンナ・ハールッティ。
ヴィクトル・ヤンソンに「ボーダー 二つの世界/2018」のロベルト・エンケル。
シグネ・ハンマルステン=ヤンセンに「ノーベル殺人事件/2012」のカイサ・エルンスト。
監督は「マイアミ/2017」のザイダ バリルート。
新宿武蔵野館にて

ムーミンのマグカップ、お皿、可愛いですね~♪
娘がムーミン大好きなのでプレゼントによくムーミンシリーズを贈りますが、この映画は勧めていいものか?と思いました!(^^)!
トーベの自由でエネルギッシュ、情熱的なところ、驚き
!!
厳格なお父さん、でも死後のあのスクラップ、じ~~んときました。
こんばんは。
ムーミンが特別好きってわけでもないのですが、愛くるしい姿を見ると欲しくなります。
この映画はムーミン好きのお嬢さんが見たらびっくりでしょうね。
でもトーベって本当に情熱的で素晴らしい女性だなと思いました。
全く認めないふりしながらスクラップしてたんですよねお父さん。

