2021年 09月 28日
「ジ・エディ」 TVミニシリーズ/8エピソード
「The Eddy」2020 UK/ドイツ/USA/フランス




ニューヨークからやって来たエリオットはパリのジャスクラブ”ジ・エディ”をフランス人のファリドと共同で経営している。エリオットはバンドリーダーでファリドは経営を担当。しかし店は資金難で、バンドのメンバーは衝突が絶えない。おまけに16歳の娘ジュリーが突然アメリカからやってくる。様々なトラブルを抱えるエリオットの悩みはつきないそんな折、衝撃的な事件が起こる…
ドラマはエリオット/ジュリー/アミラ/ジュード/マヤ/シム/カタリナ/ジ・エディと8つのエピソードからなり、台詞は基本フランス語と英語。全ての曲はセットでライブ演奏され、撮影中に録音された。
パリの街…フランス語、英語、スペイン語、ポーランド語、アラビア語、クロアチア語が飛び交う人種のるつぼで暮らす、音楽を愛する人々の姿を描いたドラマは素晴らしかった。
ランディ・カーバーは作曲家でありオーケストレーター。多くの映画音楽に参加し、本作では作曲はもちろんピアノとキーボードを披露。
ジュード役のダミアン・ヌエバはキューバ出身のベーシストで全てのエピソードで演奏している。
カタリナ役のラダ・オブラドヴィッチはクロアチアのジャズドラマー。
ポーランド女優のヨアンナ・クーリグも歌っている。女性の歌うジャズって好み。でも彼女は上手いのかヘタなのか良くわからない。まぁでもそれも良い。しかしヨアンナの変化に驚いた(ママになったから?)。
ドラマーのラダ・オブラドヴィッチとベーシストのダミアン・ヌエバがスーパー、クール!
主演のエリオットを演じるアンドレ・ホランドはアメリカの俳優。「42 世界を変えた男/2013」や「グローリー/明日への行進」に出演しているが全く記憶がない。
本作では店の資金繰り、争いが絶えないバンドのメンバー、登校拒否する難しい年齢の娘、マヤとの私的な関係…悩む元有名なミュージシャン、エリオットを好演。
レイラ・ベクティが夫や子供たちそして周りの人々に深い愛情を示す優しくて芯の強い女性アミラを演じていて素敵だ。「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢」ではシンクロナイズドスイミング(現在はアーティスティックスイミングと呼ばれる)の鬼コーチが面白かったけど、レイラは刑事も似合う。
お気に入り俳優のタハール・ラヒムはレイラ・ベクティと夫妻共演で役柄も夫と妻。タハールの出演は1エピソード(他の2エピソードは過去の姿)だけで残念。
フランスのベテラン俳優チェッキー・カリョが<マヤ>のエピソードに出演していて存在感あり。
エリオットに「グローリー/明日への行進/2014」のアンドレ・ホランド。
マヤに「イーダ/2013」「COLD WAR あの歌、2つの心/2018」のヨアンナ・クーリグ。
ジュリーにアマンドラ・ステンバーグ。
アミラに「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢/2018」「ベイルート/2018」「スーパーヒーローへの道/2020」のレイラ・ベクティ。
シムにアディル・デビ。
カタリナにラダ・オブラドヴィッチ。
ジュードにダミアン・ヌエバ。
ランディにランディ・カーバー。
フランク・レヴィに「今宵、212号室で/2019」 のバンジャマン・ビオレ。
ファリドに「あさがくるまえに/2016」「ザ・サーペント/2021」のタハール・ラヒム。
ダニエル・ぺリンに「ベル&セバスチャン/2013」「マグダラのマリア/2018」のチェッキー・カリョ。
原案、脚本、製作は「ワンダー君は太陽/2017」「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり/2019」の脚本家ジャック・ソーン。
監督は「ラ・ラ・ランド/2016」のデイミアン・チャゼル/ウーダ・ベニャミナ/ライラ・マラクシ/「TV Series ROME[ローマ]/2005〜2007」のアラン・プール。

