2021年 09月 22日
「DEADWIND: 刑事ソフィア・カルピ」TVシリーズ シーズン2/8エピソード
「Karppi」…aka「Deadwind」2020 フィンランド/ドイツ


アンナ・ベルダーレ事件が解決した後、愛車をカルピに預けたヌルミはイタリアへ旅立つ。ヌルミは戻って来るのだろうか?と少々の疑問を残してドラマはエンディングを迎えた。そして数年が経過しヌルミはヘルシンキ警察に戻りカルピと再会する。
カルピは上司のコスキマキから”私のポストを継ぐ気はないか?”と聞かれ即座に断ってしまう。ヌルミに”なぜ断った?”と聞かれ”人の面倒は見たくない”と答えるのだった。
2件の殺人事件が起き、カルピとヌルミは、その事件とヘルシンキとエストニアの首都タリンを結ぶ巨大海底トンネル建設計画の関連を調べ始める。バルト三国の一つであるエストニアはフィンランド湾を挟んだ北に位置する国でヘルシンキとの往来が活発。そんな折、自宅でコスキマキと娘が殺害される。カルピは恩師ともいえる友人のコスキマキの死にショックを受ける。しかしコスキマキは血でダイインングメッセージを残していた。それは後に事件の手がかりとなる。
ヘンナはドイツ、ハンブルグから戻り麻薬密売に手を染めているがソフィアには知られていない。一方でエミルは学校でいじめのトラブルに巻き込まれ母ソフィアは気がかりな日々。ヌルミは元恋人がいきなり現れ息子を紹介される。しかしヌルミは父親になる気になれない。事件の合間にカルピとヌルミの私生活を挟み込んでいるところもナイス。
ヌルミ役のラウリ・ティルカネンは中々のイケメンなのだけどガリマタがちょっと悲しい。
雪が舞うヘルシンキの景色がとても神秘的。
シーズン2もシーズン1と同じく人間関係が複雑に絡み合う。それは政治家、麻薬の売人、復讐に燃える女、悪徳刑事などなど盛りだくさんのテーマで観る者の興味を高めていた。
カルピ&ヌルミの刑事コンビ良いな。
ソフィア・カルピにピヒラ・ヴィータラ。
サカリ・ヌルミにラウリ・ティルカネン。
ヘンナにミモザ・ヘレナウィラモ。
エミールにノア・トーラ。
タピオ・コスキマキにライモ・グレンバリ。
市長サラ・トゥリスオにレーナ ボイスティ。
ミカエラ・ランドにマーラ・マルミヴァーラ。

