2021年 08月 01日
「ハートビート ネクストステージ」
「Free Dance」2018 USA/ルーマニア
ブロードウェイのダンサーを目指すバーロウはオーディションに落ちてばかりだがめげずに頑張る日々。そんな折、ブロードウェイで注目の舞台”フリーダンス”のオーディションで有名振付師ザンダーの目に留まり合格する。一方で配達の仕事で生計をたてるチャーリーはピアニストを夢見ていた。ある日、チャーリーの自転車がザンダーの車と接触する。そんな縁で車に同乗していたバーロウの勧めもあり、チャーリーは”フリーダンス”のピアニストの仕事をゲットする…
「ハートビート/2016」のシリーズ第2弾。第2弾は第1弾にかなわないことが多いが本作は第1弾と同じくとても素敵な映画だった。ラストのコンテンポラリー・ダンスのパフォーマンスが素晴らしくて圧倒される。
コレオグラファー、ダンサー、そしてピアニストのトライアングルなロマンスも微笑ましい。
バーロウ役のジュリエット・ドハーティは「ハートビート」のヒロイン、ルビーを演じたキーナン・カンパと同じくアメリカのバレエダンサー。彼女は2012年と2014年に世界最大のバレエ・コンクール”ユーズ・アメリカ・グランプリ”で金メダル受賞した期待の若手バレリーナだそう。
世の中暗いのに家では大好きなサスペンスのTVシリーズにハマっている(ここのところオリンピックを見ているので少々中断)。シアターで観る映画も結構暗めの作品が多い中、こういった青春サクセスストーリーを観ると心が和む。ダンスはもちろんMusicもナイスでとっても素敵な映画を楽しんだ。
ザンダーにトーマス・ドハーティ。
バーロウにジュリエット・ドハーティ。
チャーリーにハリー・ジャービス。
ラヴィに「ボヘミアン・ラプソディ/2018」のエース・バティ。
バーロウの母オクサナに「ハートビート/2016」のジェーン・シーモア。
監督、脚本は「ハートビート/2016」の脚本家マイケル・ダミアン。
新宿シネマカリテにて(カリコレ2021)