2021年 07月 24日
「ドアマン」
「The Doorman」2020 USA

極秘任務のルーマニアで大使の護衛に失敗したルビーは海兵隊を除隊する。やがて縁がありニューヨークの高級ビルのドアマンとして働くことになる。ビルは改装中で、老夫婦とある一家だけがビルに残っていた。そんなイースターの週末強盗団がビルに侵入する。ボス、ヴィクトールの狙いは数十年前に東ドイツで盗まれ、ビルの一室の壁に隠された、カラヴァッジョやレンブラントの名画だった…
ジャン・レノは歳を重ねて良い人が似合うがワルも似合うのだ。そして貫禄たっぷり!
主演はオーストラリアの俳優ルビー・ローズ。監督はオーストラリアでフィルム・メイキングを学んだ日本人の北村龍平。ノルウェー俳優のアクセル・ヘニー、日本人俳優の伊藤英明と日系デンマーク人のデヴィッド・サクライが出演し、キャストはとてもInternational。かつて伊藤英明が出演するTVドラマ「白い巨塔」を見た。あれから15年以上たち、久しぶりに見た伊藤英明はおじさん化していた。
本作を観ようと思ったのはジャン・レノの出演。上映最終回はほぼ満席(シネマカリテは全席販売)。わたし的にはジャン・レノ狙いだったが、ヒロインのルビー・ローズ?それとも監督?
ルビー・ローズはキアヌーの「ジョン・ウィック:チャプター/2017」でも、ジェイソンの「MEG ザ・モンスター」でもスーパー・アクションを披露していたが、男たちが完璧なまでにやられてしまうこちらは主演なので闘う姿がものすごくかっこ良い!
モデル、DJ、ボクサー、レコーディング・アーティストとスーパー・ウーマンのルビー・ローズはマジでクール!
カラヴァッジョとレンブラントの名画はどうなったのか?とても気になった。
アリに「MEG ザ・モンスター /2018」のルビー・ローズ。
ヴィクトールに「アーニャは、きっと来る/2020」のジャン・レノ。
ボルズに「オデッセイ/2015」のアクセル・ヘニー。
ジョンに「アメリカン・バーニング/2016」のルパート・エバンス。
マックスにジュリアン・フェダー。
リリーにキーラ・ロード・カシディ。
マルチネスにルイス・マンディロア。
ピーウイーにダン・サウスワース。
レオに伊藤英明。
アンドレに「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車/2014」のデヴィッド・サクライ。
監督は「ミッドナイト・ミート・トレイン/2008」の北村龍平。
新宿シネマカリテにて(カリコレ2021)


