2021年 06月 14日
「マルセイユ」TVシリーズ 全16話
「Marseille」2016~2018 フランス


マルセイユ市長のロベル・タロは反対意見も多い中カジノ建設を精力的に進めている。しかしその裏で彼の後継者である副市長のルカ・バレスが反逆のチャンスを虎視淡々と狙っていた…
フランスのTVシリーズって殆ど見たことがない。ドパルデュー&マジメル共演でこれは見なくては!16エピソードあるので一気に!とは行かなかったが、社会派ドラマはとても面白かった。
政治、権力、移民、テロ、暴力、殺人、麻薬、そして親子の愛と盛り沢山のテーマのドラマは、フランス第二の都市マルセイユを舞台に描かれる。
ラスト、議会場で”愛しているよ、息子!”と言うロベル・タロの言葉がなんとなく虚しかったけど...。
秘書のバルバラ、県知事のバネッサ、そして後に市長となるジャンヌと次々に関係を持つルカ。パーティで遭遇したバネッサの夫が”私の妻と寝るならベッドを貸すよ!”という発言はフランス人の嫌味、それともジョーク??
ブノワ・マジメルは女好きのルカ・バレス役がぴったり。ジェラール・ドパルデューも貫禄たっぷりでマルセイユ市長のロベル・タロが似合っている。
2006年のフランス映画祭...クロージング(六本木)で生ブノワ・マジメルを見たことを思い出した。
マルセイユのサッカースタジアム(Olympique de Marseille)もドラマにとって重要な役割。このスタジアムが素晴らしく美しい。さすがフランス!
マルセイユには過去に酒井宏樹が所属し、現在長友佑都がいる。
ドラマではオーナーが不審死し、後を継いだ息子のドリスの恋人はタロの娘ジュリア。そしてジュリアは地元新聞社”La Provence”の記者。
”マルセイユは人々(外国人)を受け入れ発展してきた。”と言い切るタロ市長。しかし海を見下ろす丘に建つ市長の豪邸と移民が暮らす団地...貧富の差は歴然。
アルジェリア移民のジネディーヌ・ジダンはマルセイユ生まれで団地出身だと聞いたことがある。
フランス第二の都市はリヨンだとばかり思っていたけど、ドラマの中で市長が”フランス第二の都市マルセイユ!”と連発しているのでちょっと調べてみた。
市の人口はマルセイユの方が多いが、都市圏で比べるとリヨンの人口が多い。で、互いにわが街がパリに次ぐ第二の都市と考えているらしい。
MarseilleのTrivia/豆知識にNetflixにとって初めてのフランス語シリーズと記してある。
ロベル・タロに「パリ、憎しみという名の罠/2017」「ファヒム パリが見た奇跡/2019」のジェラール・ドパルデュー。
ルカ・バレスに「あなたはまだ帰ってこない/2017」「パリ、憎しみという名の罠」「わがままなヴァカンス/2019」のブノワ・マジメル。
ラシェル・タロに「17歳/2013」のジェラルディーヌ・ペラス。
ジュリア・タロにステファニー・カイヤール 。
バネッサ・ダブランテスにナディア・ファレス。
ジャンヌ・コストにナターシャ・レニエ。
バルバラにカロライナ・ユルザック。
ファリドにカーク・ソーントン。
エリックに「おもかげ/2019」のギヨーム・アルノー。
セリムにナシム・ライ。
ドリスに「永遠の門 ゴッホの見た未来/2018」のウラジミール・コンシニ。
ドクター・オズモンに「ユキとニナ/2009」のイポリット・ジラルド。




