2021年 06月 11日
「グリーンランド ―地球最後の2日間―」
「Greenland」2020 USA/ UK

突如現れた彗星クラークの破片が隕石となり地球に衝突する。そしてさらに巨大な隕石が地球に衝突するまで48時間となる…
”世界崩壊まで残り48時間。そのとき何ができる?/世界が確実に48時間で終わるとき、あなたは何をしますか?”
政府に選ばれた人々だけが安全な場所に避難することができる。それに選ばれたのがギャリティ一家。アメリカ人てこういったシチュエイションが好きみたい。もちろん選ばれた人は高い技術(言いかえればリッチ)を持つ人々で、ジョンは高層ビルの建築技師。
ジェラルド・バトラーの他、高額なギャラをもらっている俳優はいなそうで、その分最新のVFXとかに大金をかけたと思う。空のシーンはとても美しかった。グリーンランドのシェルターってホントにあるのかな?(ロケーションはアイスランド)
スコット・グレンが歳だなぁと思っていたら彼今年80歳。
映画を鑑賞して、人々の逃げかたとか、親の家で待ち合わせるとか、「宇宙戦争」にすごく似てると思った。夫婦が上手くいっていないところも一緒。
最近こういった映画はあまり観ないけど、TOHOシネマズのポイントがたまっていたのと、お気に入り俳優ジェラルド・バトラーが主演なので鑑賞。これ系の映画は絶対大画面で見るべし!
わたし的に観賞した世界崩壊映画で記憶に残るのは...
「エンド・オブ・ザ・ワールド/1995」
「宇宙戦争/2005」
そして本作と同じくジェラルド・バトラー主演の「ジオストーム/2017」
ディザスター 、シーンはなくて心理面のみを描く世界崩壊映画は...
ラース・フォン・トリア監督の「メランコリア/2011」
巨大惑星メランコリアと地球が衝突し世界が終わりを迎えるストーリーでナイスだった。
もう一本はウィレム・デフォー主演の「4:44 地球最後の日/2011」
N.Y.に住むカップルが普段と同じ生活をしながら、大気汚染の影響で世界の終わりを待つ。こちらはうろたえる男が情けなくて今一だった。
ヴィゴ&シャーリーズの「ザ・ロード/2009」は最悪。
スピルバーグ&トムクルの「宇宙戦争」もダメだった。
レビューは書いたが「ノウイング」も「ノア 約束の舟」も今ひとつ。
で、世界崩壊映画My Best 3は「エンド・オブ・ザ・ワールド」「2012」「ジオストーム」となった。
ジョン・ギャリティに「バニシング/2018」のジェラルド・バトラー。
アリソン・ギャリティ「デッドプール/2016」のモリーナ・バッカリン。
ネイサン・ギャリティにロジャー・デール・フロイド。
デールに「ペーパーボーイ 真夏の引力/2012」「ボーン・レガシー/2012」のスコット・グレン。
監督、脚本は「エンド・オブ・ステイツ/2019」のリック・ローマン・ウォー。
TOHOシネマズ池袋にて

一生懸命走っているシーンにウルっと来ましたよ(笑)
ワタシは老人が懸命に走っている姿に弱いんです(なんでだ)
にしても、空があんなに悪魔的な美しさだと逃げずにずっと眺めていたいかも。
スコット・グレンといえば「ライトスタッフ」なのですが
あれから40年くらいたっていそうで、無理もないです。
一生懸命走るのも大変ですよね、おじいちゃん。
そうそう空はホントに美しかったですね。
あのようなことが起こるとあのように空が美しくなるなんて怖いです。
確かに一度見てみたいですが...。


