2021年 06月 03日
「ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~」
「L'incredibile storia dell'Isola delle Rose」…aka「Rose Island」2020 イタリア




1964年のイタリア。エンジニアのジョルジョ・ローザはリミニから11km沖合のアドリア海上に人工島を作り初め、完成した4年後の6月に自身を大統領とし、独立宣言する...
ボートで鉄骨を運び、友人のマウリツィオと共に海上に作り上げた人工島は石油プラットフォームに似ている。コンクリートの平面だけ出来上がったところでジョルジョは嵐に遭遇。しかし頑丈な鉄骨はびくともせず人工島は完成する。
ジョルジョは島を保護し、承認して欲しいとフランス、ストラスブールにある欧州評議会のトマに相談に行き、その後国連本部に手紙を書く。やがてイタリア政府に国連本部から連絡が入る。
公海上に建てたこと。島による船舶の航行障害。そしてカジノ収益の脱税問題などを理由に、イタリア政府はローザを訴え、共和国として独立宣言したことに対して争いが始まる。バチカンに相談に行く辺りはイタリアらしい。
イタリア発のアドベンチャー・コメディドラマは実話。
結局、ローザ島はイタリア海軍により破壊される。まぁ無理もないけど....。
エンディングで”将来的に同様の事柄(公海上での島の建設)が起きないようにするため、国連は国際海域を6海里(11.112km)から12海里に拡張すると発表した”と記されていた。
ローザ島を作った目的は?恋人ガブリエッラの気を引くため?有名になりたかったから?
このような大胆なことを成し遂げたジョルジョ・ローザってスゴいというのか?頭は切れるけど少々変人?
ジョルジョ役のエリオ・ジェルマーノがキャラにぴったり!
騒ぎに巻き込まれてイライラする内務大臣レスティボ役のファブリッツィオ・ベンティヴォリオが面白い。
ジョルジョ・ローザに「ナポリの隣人/2017」のエリオ・ジェルマーノ。
マウリツィオ・オルランディーニにレオナルド・リディ。
ガブリエッラにマティルダ・デ・アンジェリス。
首相のジョヴァンニ・レオーネに「司令官とコウノトリ/2012」のルカ・ジンガレッティ。
内務大臣のフランコ・レスティボに「人間の値打ち/2013」のファブリッツィオ・ベンティボリオ。
ジャン・バチスト・トマに「再会の夏/2018」のフランソワ・クリュゼ。
監督、脚本は「いつだってやめられる/2014~2017」シリーズのシドニー・シビリア。
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