2021年 04月 22日
「AVA/エヴァ」
「Ava」2020 USA


アルコール依存症を克服したエヴァは兵士となりその後暗殺者へと変身する。ある時、組織からの依頼でフランスに赴く。その日のターゲットは英国人ビジネスマン。エヴァは殺しの前にハンサムなビジネスマンのピーターを誘惑するが、その一部始終が盗聴されていた。次にサウジアラビアの任務では邪魔が入り激しい銃撃戦となる。しかし辛くも逃げ延びることができたエヴァは指令を送ったデュークに作戦の失敗を問い詰める。やがてボストンに戻ったエヴァは妹ジュディや入院中の母ボビーに会いに行く。そして病院に現れたのはジュディの恋人マイケルで彼はエヴァの元婚約者だった…
暗殺者が主人公のアクションドラマに家族のドラマが繰り込まれているところがナイス。「ヘルプ 心がつなぐストーリー/2011」の監督テイト・テイラーならではの展開かと思った。
ラストシーン…続あり??
大好きなコリンとコモンの出演に楽しみにしていた一作。
コリン悪役は似合うがいつも究極のワルではない気がする。あの顔からすると究極のワルは無理かも知れないけど…。本作のやられ方は実に情けない。
コモンのキャラは今までで一番冴えない役柄かも知れない。そしてヨアン・グリフィズがオープニングで殺されてしまうなんて贅沢すぎる。
ジョン・マルコヴィッチは相変わらず渋い。ジーナ・デイヴィスとジョアン・チェンが懐かしい!
反逆するSexyなジェシカ・チャステインが少々ふっくらしたと思っていたら2児の母になっていた。
エヴァに「モリーズ・ゲーム/2017」のジェシカ・チャステイン。
サイモンに「ブレイン・ゲーム/2015」「ロスト・マネー 偽りの報酬/2018」「ダンボ/2019」のコリン・ファレル。
マイケルに「ハンターキラー 潜航せよ/2018」「私のニューヨーク/2018」「THE INFORMER/三秒間の死角/2019」のコモン。
デュークに「皇帝と公爵/2012」「アンロック/陰謀のコード/2017」「テッド・バンディ/2019」のジョン・マルコヴィッチ。
ジュディにジェス・ワイクスラー。
ボビーに「テルマ&ルイーズ/1991」「偶然の旅行者/1988」「ロング・キス・グッドナイト/1996」のジーナ・デイヴィス。
トニに「ラスト、コーション/2007」のジョアン・チェン。
ピーターに「ライアー 交錯する証言/2017」のヨアン・グリフィズ。
監督は「ガール・オン・ザ・トレイン/2016」のテイト・テイラー。
グランドシネマサンシャインにて

