2021年 04月 05日
「ビバリウム」
「Vivarium」 2019 アイルランド/ベルギー/デンマーク/カナダ

トムとジェマのカップルは新居を探すため不動産屋を訪ねる。不動産屋に”Yonder”という住宅地を紹介されて同じ家が立ち並ぶ中、ナンバー”9”の家を見学する。ひと通り見終わって帰ろうとすると既に不動産屋が消えていた。不思議に思いつつ車に乗りこみ走らせる。しかしいくら車を走らせても周りは同じ景色で、二人は住宅地から抜け出せない状態に陥ってしまう…
”新居を探す若いカップルが不動産屋に紹介された住宅地は、脱出不可能な迷宮だった…。”
不動産屋が消え、住宅地から抜け出せなくなったトムとジェマに一つのダンボールが届く。中には見知らぬ赤ちゃんが入っていて、”育てれば解放される”とのメッセージが添えられていた。やがて不思議なことに赤ちゃんは少年から青年へと成長する。二人は全く変化しないのに…。
シアターで何度も予告編を観ていて少々興味があった。アブノーマルな映画だろうな?と思っていたらとんでもない不条理極まるホラーミステリーだった。
トムの仕事は庭師で車にスコップとハシゴを積んでいた。この設定はナイスかと思えた。で、トムは脱出口を探して穴を掘るのだ。来る日も来る日も朝から晩まで。しかし出てきたのは驚く物だった!
立ち並ぶ家と同じく、空にある雲が全く同じ形をしていて不気味で少々神経がオカシクなりそうなドラマだった。新悦ホラー監督ロルカン・フィネガンの狙いは当たった様子。
ジェマに「マイ・ファニー・レディ/2014」「聖杯たちの騎士/2015」のイモージェン・プーツ。
トムに「カフェ・ソサエティ/2016」「ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち/2018」のジェシー・アイゼンバーグ。
マーティンに「SHERLOCK/2010~2016」「チャーチル ノルマンディーの決断/2017」のジョナサン・アリス。
少年にセナン・ジェニングス。
監督、脚本はロルカン・フィネガン。
TOHOシネマズシャンテにて


