2020年 11月 16日
「ストックホルム・ケース」
「Stockholm」2018 カナダ/USA



悪党のラースはアメリカに逃亡しようとストックホルムの銀行を襲う。行員のビアンカ、クララ、エロヴを人質に取り金と逃走車を要求。加えて刑務所に収監される仲間のグンナーの釈放を求める。やがてグンナーが釈放され計画は成功したかに見えたが…
警察がラースたちを銀行の中に封じ込める作戦を取り、事態は長期化(実際は5日間)に陥る。それによりラースとビアンカの間に不思議な共感が芽生え始める。
1973年にスウェーデンのストックホルムで起きたノルマルム広場強盗事件を描いた犯罪ドラマ。
この事件から”ストックホルム症候群”という言葉が生まれた。長い時間一緒に過ごすことにより、犯人と人質の間で奇妙な連帯感や、好意的な感情が生まれる心理現象。
ノルマルム広場強盗事件の記憶はあるが、今から47年も前だった?と改めて思った。
ラースが逃走用に要求した車は映画「ブリット/1968」に登場するフォード・マスタング。こんな非常時にも車にこだわるラースが面白い。
悪党を演じるイーサン・ホークは、彼自身のイメージとワルが合致しない。マーク・ストロングは悪党バッチリなのだけど…。
でも少々ドジな銀行強盗をコメディっぽく描くので、イーサン・ホークが良い味出している。
ノオミ・ラパスはナイスキャスティング。そしてマットソン役のクリストファー・ハイアーダールがスーパー適役でナイス。
ラースに「真実/2019」「リグレッション/2015」のイーサン・ホーク。
ビアンカに「チャイルド44 森に消えた子供たち/2014」「セブン・シスターズ/2017」「アンロック/陰謀のコード/2017」のノオミ・ラパス。
グンナーに「女神の見えざる手/2016」「キングスマン ゴールデン・サークル/2017」「1917 命をかけた伝令/2019」 のマーク・ストロング。
チーフ、マットソンに「ニュームーン/トワイライト・サーガ/2009」のクリストファー・ハイアーダール。
クララにビー・サントス。
エロヴにマーク・レンドール。
刑事ハルステン・ヴィンターにイアン・マシューズ。
監督、脚本は「ブルーに生まれついて/2015」のロバート・バドロー。
ヒューマントラストシネマ渋谷にて(このミニシアターのチラシの数はスゴい!)

こちらは楽しい作品でした。
イーサン・ホークは悪人になれきれない
ちょっぴり間抜けな犯人がぴったりでしたね。
でもそれ以上に、ノオミ・ラパスのキャラクターに惹かれました。
70年代風のファッション、車、ちょっぴりざらついた映像も楽しめました。
こちらにもコメントありがとう。
イーサン&ノオミの組み合わせがドラマを盛り上げて
いるように思いました。
ノオミ・ラパスが演じたビアンカ
実際はどのような人だったのか?知りたくなります。
映画の楽しみは舞台となった年代のファッション諸々が大きいです。

