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「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠 ヘンリー6世 Part2」

The Hollow Crown : Henry VI Part2」2016 UK

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正当な王冠の継承者はヨーク家だと主張される中、ヘンリー
6世は自分の死後息子が後を引き継ぐ決意をする。しかし脅迫された王はヨーク公を王位継承者と認め和解する。この決断に激怒した王妃マーガレットは自ら軍を率いてヨーク家と対決するのだった。そしてウェイクフィールドの戦い(薔薇戦争中の戦闘/マーガレットが指揮官)でヨーク家を襲撃し、マーガレットとクリフォード男爵がヨーク公を殺害する。ところが後のタウトンの戦い(同じく薔薇戦争中の戦闘)で、ヨーク派はランカスター派の軍を破って報復に成功し、ヨーク家の長男エドワードが王冠を獲得する。

エドワード4は弟ジョージをクラレンス公に、リチャードをグロスター公に据える。一方で荒野をさまようヘンリー6世は幽閉される。

エドワードを王にした立役者ウォリック伯はフランスから王妃を迎えようとしていたが、王は宮廷で一目惚れした未亡人エリザベス・ウッドヴィルと結婚してしまう。面目を失ったウォリック伯は、フランスに保護されていたマーガレットたちと共にエドワード4世から再び王冠を取り戻すべく立ち上がる


気の弱いヘンリー6世は脅迫されて王位を譲ったり、戦いには参加するが陣頭指揮を執るのは王妃のマーガレットだったりと、少々呆れるがとても優しい王だったに違いない。精神に異常をきたして祈ってばかりいる王に対して、戦いの装束に身を包み襲撃に参加するマーガレット。二人が対照的で実に面白い。


前作はヨーク公リチャード・プランタジネットが後にリチャード3世となる息子を呼ぶシーンでエンディングを迎えた。そのリチャードを演じるのはベネディクト・カンバーバッチ。

リチャード・プランタジネットは自らは王の座につくことは叶わなかったが、二人の息子が、エドワード4世、リチャード3世とそれぞれイングランド王となった。そしてリチャード3世は薔薇戦争最後を飾るイングランド王。


ヘンリー6世がフランスを失う。の予言通りフランスはもはやイングランドのものではなくなった。

フランス王でもあったヘンリー6世はランカスター朝最後のイングランド王。

エリザベス・ウッドヴィルは王妃マーガレットの侍女として仕えた女性で後にエドワード4世と結婚(子持ち再婚)王妃となった。

ヘンリー6世の息子のプリンス・エドワードは史上唯一戦死したプリンス・オブ・ウェールズ。


グロスター公リチャードに「エジソンズ・ゲーム/2017」のベネディクト・カンバーバッチ。

ヘンリー6世に「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠 ヘンリー6世 Part1/2016」のトム・スターリッジ。

王妃マーガレットにホロウ・クラウン/嘆きの王冠 ヘンリー6 Part12016」のソフィー・オコネドー。

エドワード4世に「マッチポイント/2005」のジョフリー・ストリートフェイルド。

エリザベス・ウッドヴィルに「ハイ・ライズ/2015」のキーリー・ホーズ。 

ヨーク公リチャード・プランタジネットに「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠 ヘンリー6 Part12016」のエイドリアン・ダンバー。  

クラレンス公ジョージに「ピータールー マンチェスターの悲劇/2018」のサム・トゥルートン。

クリフォード男爵に「「アンナ・カレーニナ/2012」のカイル・ソラー。

ウォリック伯に「ハッピー・ボイス・キラー/2014」スタンリー・タウンゼンド。

サマセット公にホロウ・クラウン/嘆きの王冠 ヘンリー6 Part12016」のベン・マイルズ。

エクセター公にホロウ・クラウン/嘆きの王冠 ヘンリー6 Part12016」のアントン・レッサー。

フランス王ルイに「マイ ビューティフル ガーデン/2016」「否定と肯定/2016」のアンドリュー・スコット。

プリンス・エドワードに「ビリオネア・ボーイズ・クラブ/2018」のバーニー・ハリス。

監督は「追想/2017」のドミニク・クック。


by margot2005 | 2020-08-23 23:56 | Comments(0)