2020年 06月 12日
「ANNA アナ」
「Anna」2019 フランス/USA/カナダ/ロシア

1990年、アナはソ連の諜報機関KGBによって作り上げられた最強の殺し屋。殺し屋でありながら美しいアナはファッションモデルやコールガールの顔を合わせ持ち、国家にとって危険な人物を次々と殺す使命を担っている。頭脳明晰な上、最高ランクの身体脳力を持つアナは一流の暗殺者となるが、ある時、アメリカCIAの巧妙な罠にはまってしまう。果たしてアナは二重スパイになるのか?
パリ&モスクワ舞台のノンストップアクションは最高に面白かった!
ストレス解消にもってこいのこの手の映画は大画面、大音響で鑑賞するのがベスト。鑑賞した映画館はバッチリ!で楽しむことができた。
「ニキータ/1990」を彷彿とさせるストーリーは時代が違うので比較は難しいが、大好きな「ニキータ」同様本作もトレビアン!
「ニキータ」のアンヌ・パリローがクールだったけど、本作のアナも負けてはいない。
ヒロインのサッシャ・ルスは良く知らないが、DIORやCHANELのモデルを務めただけあって、ドラマの中、カメラでポーズをとる様はさすが!
KGBのヘレン・ミレン&ルーク・エヴァンス。そしてCIAにキリアン・マーフィと豪華出演陣に大満足。
レストランとKGBでのアナの格闘シーンが凄まじい!
ファッションフォトグラファーが撮影する中、”待って!そのままで動かないで!”とアナに命令。するとアナはキレまくってカメラマンを叩きのめす。あのシーンは最高だった。そうアナは殺し屋なのだから…。
KGBの古株オルガ役のヘレン・ミレン良いな。
アイルランド人のキリアンがハワイで育ったアメリカンのCIAというのは少々違和感ありだったけど…。
ルーク・エヴァンスはアクションが似合う。
一つ残念なのはドラマの途中で繰り返し過去に戻る...あれはちょっといただけなかった気がする。でもあれってリュック・ベッソンの世界のような気もする。
ちょっとネタバレ...
自由を手に入れるアナ。終始イジメながらも最後には手助けする古株オルガがニクイ。大ラスの”Bitch”呼ばわりも...。
色々と調べてみたらリュック・ベッソンの4人目の妻がヴァンサン・ペレーズの妻カリーヌ・シラの妹だとわかった。
最初の妻は「ニキータ/1990」のアンヌ・パリロー。2番目が「レオン/1994」&「フィフス・エレメント/1997」のマイウェンで、3番目が「フィフス・エレメント」&「ジャンヌ・ダルク/1999」のミラ・ジョヴォヴィッチ。で、「フィフス・エレメント」では2番目と3番目の妻がダブっているところが面白い。
アナに「ヴァレリアン 千の惑星の救世主/2017」のサッシャ・ルス。
オルガに「ワイルド・スピード/スーパーコンボ/2019」のヘレン・ミレン。
アレクセイ・チェンコフに「美女と野獣/2017」「夫の秘密/2018」のルーク・エヴァンス。
レナード・ミラーに「ダンケルク/2017」のキリアン・マーフィ。
ペーチャにアレクサンドル・ペトロフ。
モードにレラ・アボバ。
監督、脚本は「96時間/レクイエム/2014」「トランスポーター イグニション/2015」のリュック・ベッソン。
TOHOシネマズ日比谷にて
休館していた都内の映画館がオープンして1週間。鑑賞したどの映画館もやはり人は少ない。暇つぶしではなく本当に映画を見たい人だけが映画館にいるように思える。
この夜日比谷は雨模様。雨のせいもあるけど、人のいないミッドタウンもシャンテもゴジラも寂しそうだった。
”医療従事者の皆様へのライトアップで応援します”とのメッセージが雨の降る夜に輝いていた。




本作、なかなか良くできた映画でした。
こういう映画はヒロインのルックスで大方食指が動くものですが、そういう意味では合格と決め打ちしたいです(笑)
欲を言えば、同室のフランス女性をもっとストーリーに絡ませてほしかったかも。
そうですね。
映画ファンとしては嬉しい限りです。
再び休館にならないように願いたいですね。
さて、ヒロインのルックス合格ですか。良かったです!
本当良くできた映画でした。
ヘレン、ルーク、キリアンの出演も映画を盛り上げていたと思います。
ベッソン映画は好きなので、これはかなり好きですね。
同室の彼女絡まなくて残念でした。

