2020年 05月 26日
「ガール・イン・ザ・ミラー」
「Look Away 」2018 USA/カナダ

両親と郊外の瀟洒な家に暮らすマリアは18歳の高校生。整形外科医の父ダンは完璧主義者で、母エイミーは夫に支配され、母と娘は一家の主人の顔色を伺う日々。マリアは同級生のリリーが恋人ショーンといちゃつくのを見て羨ましく、心は孤独で学校でもイジメにあっている。そんなある日、バスルームの鏡の向こうから語りかけてくるもう一人の自分がいた…
マリアは両親、特に父親から出来そこないのようにみなされコンプレックスの塊を背負って生きている。ある時、ドレッサーの隙間から胎児の超音波写真を見つける。それには胎児が二つあり、自分は双子だったのか?と複雑な気落ちに苛まれる。そんな折、もう一人の自分(アイラム)が鏡の向こうから”私たちは一緒よ!私たちは綺麗!”と語りかけ、マリアの邪悪な性癖が目覚め始める。
ロケ地はカナダのウィニペグ。雪が残る寒くて白い街や、自然のスケート・リンクがファンタジー・ドラマを盛り上げている。
娘の誕生日プレゼントに美容整形を計画するクレージーな父親は、妻と娘を支配しまくり、浮気までしていて呆れた。
マリアの見境のないリベンジがスゴすぎる!
インディア・アイズリーが妖しくて切ないファンタジー・ホラー・サスペンスのヒロインを熱演。撮影時は既に20代前半ながら顔がキュートなので高校生役が似合う。行動的な役柄が似合うミラ・ソルヴィノが夫に支配される静かな女性を演じていて中々ナイス。ダンを演じるジェイソン・アイザックスは相変わらず威圧的なキャラがぴったり。
昨年の9月にシネマカリテで上映していた時見ようと思ったのだけど、特別上映のため日にちと時間が合わずで諦めた作品。シアターで鑑賞するほどの作品でもなかったかなと思う。
マリア/アイラムに「アンダーワールド 覚醒/2012」「カイト/KITE」のインディア・アイズリー。
エイミーに「帰らない日々/2007」「マイナス21℃/2017」「コンドル ~狙われたCIA分析官~ /2018」のミラ・ソルヴィノ。
ダンに「ホテル・ムンバイ/2018」のジェイソン・アイザックス。
ショーンに「エマニュエル・ベアール 赤と黒の誘惑/2014」のハリソン・ギルバートソン。
リリーにペネロープ・ミッチェル。
マークにジョン・C・マクドナルド。
監督、脚本は「ザ・デッド ~ナチスと女暗殺者~/2007」のアサフ・バーンスタイン。
wowowにて(2019年9月<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019>にて上映。)

