2020年 05月 20日
「モーガン夫人の秘密」
「The Aftermath」2019 ドイツ/UK/USA

1945年、英軍に占領されたドイツのハンブルグ。ある日、英国軍大佐のルイス・モーガンは妻のレイチェルを新しい家に招き入れる。その家は接収されたドイツ人建築家ステファン・ルバートの邸宅で、妻を亡くし一人娘フレーダと暮らしていた。新しい家の主となったルイスはハンブルグの復興と占領に反抗するゲリラを取り締まる任務に日々追われている。レイチェルは戦争で息子を亡くしており、仕事人間の夫との間には溝が出来つつあった。そんな折、ステファンに誘惑されたレイチェルは抵抗できず、やがて次第に愛し合うようになる…
戦争で幼い息子を失った女と、妻を失った男。敵対視するはずの二人が寂しさから互いを求め合い逃避行を計画する。
鑑賞前キーラはともかく、アレキサンダー・スカルスガルド&ジェイソン・クラークの出演にちょっと期待していた。でもこの不倫ドラマ劇場公開見送られて正解。ストーリーはかなりの茶番で金返せ映画だった。
ある映画案内に”キーラ・ナイトレイがヒロインを熱演!”とある。
「コレット」の映画のレビューに”キーラは個性が激しいので、誰を演じてもキーラはキーラでしかない。”と書いた。キーラはダイコン女優?
レイチェル・モーガンに「コレット/2018」のキーラ・ナイトレイ。
ステファン・ルバートに「ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋/2019」のアレキサンダー・スカルスガルド。
ルイス・モーガンに「ナチス第三の男/2017」「ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷/2018」のジェイソン・クラーク。
バーカーにフィオン・オシェイ。
スーザンに「ダウントン・アビー/2019」のケイト・フィリップス。
バーナムに「ふたりの女王 メアリーとエリザベス/2018」のマーティン・コムストン。
フレーダ・ルバートにフローラ・リ・ティーマン。
アルバートにヤニク・シューマン。
監督は「戦場からのラブレター/2014」「マザー・ファーザー・サン/2019:TV」のジェームズ・ケント。
原作、脚本はリディアン・ブルックの「モーガン夫人の秘密」。
wowowにて(劇場未公開)

