2020年 01月 27日
「盗まれたカラヴァッジョ」
「Una storia senza nome」…aka「The Stolen Caravaggio」2019 イタリア/フランス

ヴァレリアは映画プロデューサーの秘書として働きながら、人気脚本家アレッサンドロのゴーストライターをしている。アレッサンドロに急かされても最近はネタが尽きてしまって困っているそんな折、街の市場で見知らぬ男が声をかけてくる。ラックと名乗る怪しげな男は、誰も知らない物語を教えてあげるとヴァレリアに申し出る…
ラックの物語は1969年に起き、今だ未解決のカラヴァッジョの名画“キリスト降誕”盗難事件だった。
盗難事件はシチリアのマフィアの仕業というラックの話から着想を得て、ヴァレリアはストーリーを書き上げる。するとそれを読んだ映画プロデューサーが大絶賛。やがて大物監督のイエジー・クンゼを招いて映画作りが始まるのだった。
なぜ市場で出会った見知らぬ男がヴァレリアに物語を教えてあげると申し出たのか?と不思議でならなかったが??なるほど!そういうことだったのだ!と見事な展開に唸った。
ドラマの中の映画監督をポーランドの監督、脚本家で映画にも出演するイエジー・スコリモフスキが貫禄たっぷりに演じていて面白い。
アレッサンドロ・ガスマン良いな。ヴァレリア役のミカエラ・ラマッツォッティは中盤から華やかなレディに変身して素敵。
ロベルト・アンドー作品は「修道士は沈黙する」に続き素晴らしい。シリアスなテーマながらユーモアを交えて描かれたドラマはとても面白くて見ごたえがあった。
ヴァレリア・トラモンティに「ナポリの隣人/2017」のミカエラ・ラマッツォッティ。
アレッサンドロ・ロペスに「神様の思し召し/2015」のアレッサンドロ・ガスマン。
アルベルト・ラックに「ナポリの隣人」のレナート・カルペンティエリ。
アマリア・ロベルティに「モリエール 恋こそ喜劇/2007」「神様の思し召し」のラウラ・モランテ。
イエジー・クンゼに「イレブン・ミニッツ/2015」のイエジー・スコリモフスキ。
監督、脚本は「修道士は沈黙する/2016」のロベルト・アンドー。
YEBISU GARDEN CINEMAにて
かつて恵比寿と隣街の代官山にはランチやショッピングに毎週のように行っていた。でも最近は恵比寿は映画を見に行く時だけ。代官山は最近全く行っていない。渋谷に近い街は観光客が多そうだし...。
恵比寿ガーデンプレイスの広場にあるバカラシャンデリアは現在工事中だが木々のライトアップが残っていた。





