2020年 01月 26日
「ジョジョ・ラビット」
「Jojo Rabbit」2019 チェコ/ニュージーランド/USA

第二次世界大戦下のドイツ。10歳の少年ジョジョは母ロージーと二人暮らしで、ある日、憧れのヒトラーユーゲントの合宿に参加する。想像上の友だちアドルフの叱咤激励を受けながらクレンツェンドルフ大尉の厳しい訓練に果敢に挑む日々。しかしナイフの訓練で臆病者と罵られ“ジョジョ・ラビット”という不名誉なあだ名をつけられてしまう。そんな折、亡くなった姉の隠し部屋にユダヤ人少女エルサが匿われていることに気づく…
これはブラックコメディ。昨今ナチスドイツをコメディにした映画が多い。でもブラックコメディもので子供が主役の映画はなかったように思える。
忌み嫌うユダヤ人であるエルサを匿っていたのはなんと母のロージー。ジョジョは次第にエルサに心開くようになる。
ラスト、クレンツェンドルフ大尉のジョジョに対する温情がニクい。エルサが生年月日を間違えた時も知らんぷりをしていたし…。
オーディションで選ばれたというジョジョ役のローマン・グリフィン・デイヴィスが可愛いし、想像上のアドルフを演じ監督でもあるタイカ・ワイティティ面白い。
クレンツェンドルフ大尉役のサム・ロックウェルは作品ごとに味わいのある俳優になり素晴らしい。
スカーレット・ヨハンソンも良かった。
「ジョジョ・ラビット」はアカデミー作品賞にノミネート。
スカーレット・ヨハンソンは本作で助演、そして「マリッジ・ストーリー」で共演のアダム・ドライバーと共に主演にノミネートされている。
wowowで放映のアカデミー賞授賞式が楽しみ!
ジョジョにローマン・グリフィン・デイヴィス。
エルサに「キング/2019」のトーマシン・マッケンジー。
ロージーに「マリッジ・ストーリー/2019」のスカーレット・ヨハンソン。
クレンツェンドルフ大尉に「スリー・ビルボード/2017」「バイス/2018」のサム・ロックウェル。
ミス・ラームに「ピッチ・パーフェクト シリーズ/2012~2017」「ワタシが私を見つけるまで/2016」のレベル・ウィルソン。
ディエルツ大尉に「LOGAN/ローガン/2017」「蜘蛛の巣を払う女/2018」のスティーヴン・マーチャント。
フィンケルに「ゲーム・オブ・スローンズ シリーズ/2011~2019」「ジョン・ウィック/2014」のアルフィー・アレン。
ヨーキーにアーチー・イェーツ。
監督、脚本、製作、出演(アドルフ)は「グリーン・ランタン/2011」「マイティ・ソー バトルロイヤル/2017」のタイカ・ワイティティ。
池袋 グランドシネマサンシャインにて
ブラックコメディでしたね。(^_−)−☆
本作、かなり評判がいいですが
私はそこまでノレなくて…
でも、ジョジョとヨーキーはかわいかったです♪
サム・ロックウェルが本作でもいい味を出していましたね。
こんばんは。いつもコメントありがとう!
子供を使ったブラックコメディはあまり良くないですね。
なぜにこんなに評判を呼んでいるのか?ちょっと不思議です。
ホント二人の男の子可愛かったです。
サムも良かったし、わたし的には俳優たちに救われた映画って感じでした。
割と話題になっていたのに、見るのが今頃になってしまいました。
子供が主役でしかも戦争映画なのにファンタジックなブラックコメディというのは確かに初めてですね。
純真無垢な子供がいかに洗脳されやすく、また洗脳さえしなければ自分の頭でちゃんと「正しき道」を考えられるのだと、コメディの裏側にしっかり描かれていたように思いました。
>割と話題になっていたのに...そういやそうでした。
ファンタスティックなナチスもの。で、子供が主人公って?
初めてですね。タイカ・ワイティティの世界観って感じでした。
「正しき道」はラストでしっかりと描いていましたね。
主演のBoyもサム・ロックウェルも良かったです。

