2019年 12月 12日
「マリッジ・ストーリー」
「Marriage Story」2019 UK/USA

舞台監督のチャーリーと俳優のニコールはすれ違い夫婦で離婚を考えるようになる。一人息子がいるため円満な協議離婚を望むが、互いの不満が噴き出し裁判に発展する…
裁判に発展したため子供の養育が問題となる。チャーリーはブロードウェイの舞台監督なので今まで同様ニューヨーク住まい。しかしニコールは映画に復帰したためL.A.が仕事場となる。裁判で良き父親としてのイメージが必要なため、度々L.A.に出向いて息子と過ごすシーンを作らなくてはならないチャーリーは大変!移動には時間と金が必要になってくる。弁護士代も工面しなきゃならないし...。
そんなに大変なら離婚しなきゃ良いのに...なんて思ってしまうけど、二人にとってはそうもいかない。
兎にも角にもチャーリーとニコールの怒涛の台詞の応酬に圧倒される。演じる二人の俳優がスゴい!よくあれだけの台詞が覚えられるものだと感心しきりだった。
ノラ、バート、ジェイ、3人の離婚弁護士の存在が面白い。
監督ノア・バームバックはアダムがお好き?
離婚がテーマにも関わらずラストは意外にも爽やか。
映画の解説に”ノア・バームバック監督が離婚を決意した一組の夫婦の別れのプロセスを繊細かつ赤裸々な筆致で描いた感動ドラマ。”とある。そう、中々見ごたえのあるドラマだった。
チャーリーに「ハングリー・ハーツ/2014」「パターソン/2016」のアダム・ドライヴァー。
ニコールに「シェフ 三ツ星フードトラック始めました/2014」「ヘイル、シーザー/2016」「ゴースト・イン・ザ・シェル/2017」のスカーレット・ヨハンソン。
ノラ・ファンショーに「スノー・ロワイヤル/2019」のローラ・ダーン。
バート・スピッツに「ブリッジ・オブ・スパイ/2015」のアラン・アルダ。
ジェイ・マロッタに「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命/2012」「THE ICEMAN 氷の処刑人/2012」「DEMON デーモン/2015」のレイ・リオッタ。
監督、脚本、製作は「ヤング・アダルト・ニューヨーク/2014」のノア・バームバック。
シネリーブル池袋にて
アダム・ドライヴァーって、ちょっと頼りなさげなところが
『スターウォーズ』のキャラと被ります。
『ローガンラッキー』もそうでしたし(笑)
しかし、よくあんなに長いセリフを覚えられますよね~
Netflixは今後もオリジナル映画でオスカー狙いするようです。
たぶん、他のVODと比べ、ここがいちばんお薦めかもしれません。
アダム・ドライヴァー結構好きです。
頼りなさげでもあり、寂しげでもありですね彼?
本作のアダム・ドライヴァーすごく良かったです。
膨大なセリフもこなしていたけど、でもオスカーはやはりホアキンでした。
そうそうNetflixってディズニーとかを上回る映画製作なんですね。
で、他のVODと比べて一押しってわかります。

