2019年 11月 20日
「第三夫人と髪飾り」
「The Third Wife」2018 ベトナム

19世紀の北ベトナム。14歳のメイは絹の里を治める大地主ハンの第三夫人となる。一族の大邸宅には長男を産んだ第一夫人ハと、3人の娘がいる第二夫人スアンが一緒に暮らしている。一族には既に息子が一人いたがさらなる世嗣ぎの誕生が期待されていた…
見るかどうかものすごく迷っていたけど、シアターで見た予告編の映像がとても綺麗だったので見に行ってしまった。
原タイトルは「第三夫人」。でも邦題にはなぜか”髪飾り”が付いている。メイの髪飾りの印象はほとんどないが、「第三夫人」だけじゃ面白くなさそうなので、鑑賞したい気分にさせるため”髪飾り”を加えたように思える。
ヨーロッパやアメリカの人々が見たらとても美しい東洋美を堪能できると思う。そう、確かに映像は素晴らしく美しかったが、ドラマの展開は今ひとつ?
スパイク・リーが監督の脚本(監督自身の曽祖母の体験がもととなっている)を激賞して制作資金を援助。そしてトラン・アン・ユン(青いパパイヤの香り/夏至/「エタニティ 永遠の花たちへ/2016」の監督)が美術監修を手掛けた。
トラン・アン・ユンのレビューのない2作品はもちろん見ていて、どちらも素晴らしい映像美でドラマ的にも見ごたえがある。
一夫多妻の世界と官能的な描写が物議を醸した一方で世界の映画祭で熱狂的な支持を得たという。
舞台となった美しい桃源郷は世界複合遺産に登録されている。
第一夫人ハに「青いパパイヤの香り/1993」「夏至 /2000」「エタニティ 永遠の花たちへ/2016」のトラン・ヌー・イェン・ケー。
第二夫人スアンにマイ・トゥー・フオン。
第三夫人メイにグエン・フオン・チャー・ミー。
ラオに「夏至 」のグエン・ニュー・クイン。
ハンに「夏至 」のレ・ヴー・ロン。
監督、脚本、製作はアッシュ・メイフェア。
Bunkamura ル・シネマにて


開発が進む渋谷に新しくオープンした渋谷スクランブルスクエア。普段渋谷の街で写真を撮るなんてあり得ないけど、スクランブル交差点を渡りきったところで振り返り思わず激写。
映画を見た後、通りに出たら永谷園の看板が目につき再びスマホで撮った(夜景は東急本店前から撮ったのでボケてる)。あの永谷園の看板がもし銀座の服部時計店とかグッチetc.のビル側にあったらものすごく違和感があって許せないけど、なぜか?渋谷だと許せてしまう。やはり渋谷って庶民的な街なのかも?

