人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「マイ・エンジェル」

Gueule d'ange…akaAngel Face2018 フランス

「マイ・エンジェル」_a0051234_22390787.jpg

南フランス、コート・ダジュール。シングルマザーのマルレーヌは8歳の娘エリーをマイ・エンジェル・フェイスと呼び愛情を注いでいる。そんなマルレーヌは奔放で男関係にだらしなく酒癖も悪い。その日暮らしの日々を送っていたが、ようやく再婚相手のジャンとの結婚にこぎつけ式を挙げる。しかし式後酔った勢いで男と関係を持ってしまう。それを知ったジャンは彼女から去って行く。そして再び新しい男を見つけたマルレーヌは彼と過ごすため、アパルトマンにエリーを置き去りにしてしまう


娘エリーをとてもとても愛しているのだけど、上手く接することができない母。ベッドにいるマルレーヌがエリーに眠れないから歌を歌ってと言うのだ。どちらが親で、どちらが子供?と思ってしまう。そうエリーはとても大人びた子供。でもそれは母が子供のようだから


トレーラーハウスで暮らす青年フリオとエリーとの出会いワケありで家族と断絶状態のフリオと、母に捨てられたと思っているエリー。二人は次第に心を通わせて行く。

自身の喜びを優先して子育て放棄の母親。学校でイジメにあっている娘。そして家族に無視される青年。とにかく3人はとてつもない孤独を抱えている。ラスト、フリオに助けを求めたマルレーヌは娘の心を取り戻せたのだろうか?


マリオン・コティヤールのこのような役柄は初めて見たと思うが、映画の脚本に魅せられたらしい。

8歳の少女エリー役のエイリーヌ・アクソイ=エテックスがスゴく可愛くて、おまけにとても大人びていて驚く。

上映館が有楽町だったのでマリオン、ファンのojisanが多かった。


マルレーヌに「愛を綴る女/2016」のマリオン・コティヤール。

エリーにエイリーヌ・アクソイ=エテックス。

フリオに「ザ・スクワッド/2015」のアルバン・ルノワール。

キアラにアメリ・ドール。

ジャンにステファーヌ・リドー。

監督、脚本はヴァネッサ・フィロ。


有楽町スバル座にて


by margot2005 | 2019-08-29 23:39 | Comments(0)