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「さらば愛しきアウトロー」

The Old Man & the Gun2018 USA

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”16回の脱獄と銀行強盗を繰り返し、誰一人傷つけなかった74歳の紳士フォレスト・タッカーのほぼ真実の物語


1980年代初頭のアメリカ。ダンディな紳士のフォレスト・タッカーの仕事は銀行強盗。ポケットに忍ばせた銃をちらつかせ窓口係りの女性に金を出せと微笑む。そして金を手に入れたタッカーは静かに銀行を後にする。

事件後、事情聴取を受けた銀行員は口々に彼は礼儀正しい紳士だった”と打ち明ける。タッカーは金が全てではなく、銀行強盗を楽しんでいたのだ。やがて刑事ジョン・ハントが事件を担当するため立ち上がる...


刑事の仕事にやりがいを見いだせなくなっていたハント。しかしタッカーを追い詰めていくうち彼に魅了され、仕事にも俄然力が入って行く。刑事が強盗に魅了されるなんてあり得ない!けど、それほどタッカーの強盗ぶりは見事だったに違いない。


ダイナーで偶然出くわしたハントにタッカーが声をかけるシーンがある。タッカーも銀行強盗の際少しは変装するが、ハントは彼だと気付かなかったのか?と思ったけど。映画解説にあるほぼ真実の物語はどこまで真実なのか定かではない。


偶然出会ったジュエルとのロマンスが素敵。

ジュエルを演じるシシー・スペイセクは今年70歳。この方この年齢ながらとてもキュート。C&Wシンガー、ロレッタ・リンの半生を描いた「歌え!ロレッタ 愛のために」でオスカーに輝いたシシーはカントリーが似合う。

ケイシー・アフレックもナイスキャスティング。


ロバート・レッドフォード引退作品ということで鑑賞したかった一作。

一時期ポール・ニューマンとレッドフォードにハマって片っ端から彼らの映画を見た(レンタルビデオとか)過去がある。とにかく二人ともクールなのだ。で、ニューマンは既に亡くなっているがレッドフォードは80代になってもクール!


フォレスト・タッカーに「ニュースの真相/2015」のロバート・レッドフォード。

ジョン・ハントに「マンチェスター・バイ・ザ・シー/2016」のケイシー・アフレック。

ジュエルに「キャリー/1976」「歌え!ロレッタ 愛のために/1980」「JFK1991」「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~/2011」のシシー・スペイセク。

テディに「2012/2009」のダニー・グローヴァー。

ウォラーに「Dr.パルナサスの鏡/2009」のトム・ウェイツ。

モーリーンにチカ・サンプター。

監督、脚本は「セインツ -約束の果て-2013」「ピートと秘密の友達/2016」のデヴィッド・ロウリー。


TOHOシネマズシャンテにて


by margot2005 | 2019-08-15 23:40 | MINI THEATER | Comments(2)
Commented by onscreen at 2019-08-20 18:14 x
さすが監督業も奮闘していただけあって、自分の最後の作品にコレをもってくるとは...

お見事です!
Commented by margot2005 at 2019-08-21 21:57
> onscreenさん
実話なのだけどレッドフォードを当て書きにしたくらいぴったりの役。
そう、本当お見な引き際でした。
俳優引退ということなので監督はするのでしょうか?


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