2019年 06月 06日
「パリ、嘘つきな恋」
「Tout le monde debout」…aka「Rolling to You」2018 フランス/ベルギー

プレイボーイのジョスランはパリの大手シューズ代理店で働くビジネスマン。ある日、亡くなった母の家で遺品を整理している時、隣に引っ越して来た美女ジュリーがいきなり現れる。そして車椅子に座っているジョスランの姿を見て介護士の彼女は彼に優しく接し始める。ジョスランは訂正しようと思ったが、誤解しているジュリーが面白くて車椅子生活者のフリをしてしまう。そんなジョスランに、紹介したい人がいるから食事に来てと誘われる...
ジュリーの実家にたどり着き紹介されたのは本当に車椅子生活を送る彼女の姉フロランスだった。やがてジョスランは身障者にも関わらずヴァイオリニストとして世界を飛び回り、車椅子テニスでも活躍するフロランスに魅了されて行く。
本国フランスでは大ヒットした笑いと感動のラブストーリーのようだけど、この映画思ったよりつまらなかった。あの二人は結局結ばれた?それとも??
人気コメディアンのフランク・デュボスクの映画は「DISCO ディスコ」を鑑賞している。かなりくだらないドラマながら面白かった。この俳優にはスーパーコメディを貫いて欲しいものだ。ラブコメディはちょっと似合わない感じ。
ハートフル・コメデイ「ガスパール/君と過ごした季節(とき)/1990」のジェラール・ダルモンはあれからほぼ30年がたち本作でおじいさんになっているのも不思議ではない。
フランスのカトリックの巡礼地ルルドや、チェコのプラハでもロケされて盛り上がりを見せるが、ドラマはあまり盛り上がらなかったような…あくまでも私的に…。
ジョスランの住まいの床がリモコンでプールに変わる仕掛けに唖然!
ホームにいるジョスランのパパも元プレイボーイで、遺伝なんだと笑えるが、パパは今でも活躍中?
監督、脚本、出演(ジョスラン)に「DISCO ディスコ/2008」のフランク・デュボスク。
フロランスに「グレート デイズ! -夢に挑んだ父と子-/2013」のアレクサンドラ・ラミー。
マックスに「マリア・カラス 最後の恋/2005」のジェラール・ダルモン。
マリーに「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)/2015」のエルザ・ジルベルスタイン。
ジュリーにキャロライン・アングラード。
新宿ピカデリーにて

