2019年 05月 26日
「ハンターキラー 潜航せよ」&「ダンボ」
「ハンターキラー 潜航せよ」
「Hunter Killer」2018 UK/中国/USA
”そこは音だけが《見える》戦場”
サブマリン映画って色々と見ているが”潜水艦アクション”の本作はとても見ごたえがあり面白かった。
米国防総省と米海軍全面協力のもとに作られただけあってスゴい!迫力&臨場感!
米海軍移動中の潜水艦に乗船して撮影したそう。スゴかった!
海底すれすれに進むサブマリン…あのシーンにはハラハラドキドキ。そしてジェラルド・バトラー頑張っていた。
映画は2017年6月にガンで亡くなったミカエル・ニクヴィストに捧げられている。
英国人でありながらすっかりハリウッド俳優となったジェラルド・バトラーとゲイリー・オールドマン。オールドマンは「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」でオスカー主演男優賞に輝いた時のスピーチで”ロンドンのニュークロスからやって来てアメリカに長年住んでいる。ここに来て成功した。感謝している”というようなことを語っていたのを思い出す。ジェラルドもそうかも知れない。でもヨーロッパ映画ファンの私としては、もっともっと二人のヨーロッパ映画出演に期待したいものだ。
ジェラルド・バトラー、ファンなので彼の映画は「エンド・オブ・ホワイトハウス/2013」「エンド・オブ・キングダム/2016」「ジオストーム/2017」と鑑賞したがどれもレビューを書いていない。wowowで鑑賞した「ファミリー・マン ある父の決断/2016」はファミリーもので、ジェラルドはアクションものがスゴくイケてるがファミリーものも中々素敵。
ジェーン役のリンダ・カーデリーニがあまりにもクールで最初誰だかわからなかった。「グリーンブック」とは別人!?
コモンも良いな。
ジョー・グラス艦長に「キング・オブ・エジプト/2016」のジェラルド・バトラー。
チャールズ・ドネガン統合参謀本部議長に「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男/2017」のゲイリー・オールドマン。
ジョン・フィスク海軍少将に「ラン・オールナイト/2015」「ジョン・ウィック:チャプター2/2017」のコモン。
ジェーン・ノーキストに「グリーンブック/2018」のリンダ・カーデリーニ。
アンドロポフ艦長に「コロニア/2015」「間奏曲はパリで/2013」のミカエル・ニクヴィスト。
監督はドノヴァン・マーシュ。
「ダンボ」
「Dumbo」2019 USA
ディズニー・アニメ「ダンボ/1941」をモチーフにティム・バートンが描くファンタジー・アドベンチャー。
コリン・ファレルを主演にマイケル・キートン、ダニー・デヴィート、エヴァ・グリーン、アラン・アーキンと豪華。
高く飛ぶダンボのシーンがスゴい!
ティム・バートンの「ビートルジュース/1988」「バットマン/1989」「バットマン リターンズ/1992」に主演したマイケル・キートンがかれこれ30年ぶりに脇を固めているところがニクい。
テーマの”Baby Mine”懐かしい。この曲はベット・ミドラーが良いな。
コリン・ファレルは大好きな俳優。少し前にTVの番組表をチェックしていたらEテレの英会話番組にコリン・ファレル出演とあり。なぜにコリンが?と思って見てみたら「ダンボ」公開の折に来日していてNHKのインタビューに答えていた。その際インタビューアーが彼を紹介する時”ハリウッド俳優のコリン・ファレルさんです”と言っていた。アイルランド出身ながらコリンってハリウッド俳優なのだなぁとしみじみ思った。というのも彼がブレイクしたのはハリウッドだったから。その後も出演作はほぼハリウッド映画。
「タイガーランド/2000」から始まって「リクルート/2003」まで大活躍。この頃のコリン映画は「フォーン・ブース/2002」が一押し。そしてアイルランド映画「ダブリン上等!/2003」のコリンは最高!だった。ブレンダン・グリーソンと共演したヤワな殺し屋「ヒットマンズ・レクイエム/2008」もナイス!
コンスタントに映画出演する中、最近ではギリシャの奇才ヨルゴス・ランティモスの映画に出演したりしてコリンは素晴らしい俳優。
ホルト・ファリアに「ブレイン・ゲーム/2015」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア/2017」「ローマンという名の男 -信念の行方-/2017」「ロスト・マネー 偽りの報酬/2018」のコリン・ファレル。
コレット・マーチャントに「告白小説、その結末/2017」のエヴァ・グリーン。
V.A.ヴァンデヴァーに「スポットライト 世紀のスクープ/2015」「アメリカン・アサシン/2017」のマイケル・キートン。
マックス・メディチに「恋愛上手になるために/2007」「ソリタリー・マン/2009」のダニー・デヴィート。
J.グリフィン・レミントンに「アルゴ/2012」「クーパー家の晩餐会/2015」「ジーサンズ はじめての強盗/2017」のアラン・アーキン。
ミリー・ファリアにニコ・パーカー。
ジョー・ファリアにフィンリー・ホビンズ。
監督、製作総指揮は「ビッグ・アイズ/2014」「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち/2016」のティム・バートン。
どちらの映画もTOHOシネマズのポイントで鑑賞。
ハンターキラー、見る前はB級感あふれる作品だと思ったら
期待以上におもしろくて最高でした。
熱い男たちの活躍に魅せられました。
リンダ・カーデリーニは私も全然わからなくて
あとから知ってびっくりしました。
https://blog.goo.ne.jp/serendpt3/e/bc2185a249c4d282ff784a89765a56f2
ダンボは見たいと思いつつ、見逃してしまいました。
オリジナルのアニメーションがちょっと不思議なテイストがあって好きなので
それをティム・バートンがどんな風にリメイクしたのか
いずれ見てみたいです。
こんばんは
これ見ごたえありましたね。
今まで見た潜水艦映画の中で最高でしたね。
米国防総省と米海軍全面協力が功を奏したかと思います。
リンダかっこ良かったです!俳優は化けますね。
ダンボ可愛かったですよ。
あまりティム・バートンっぽくなかったかな?とも思いました。
オリジナルのアニメーションは私も好きです。