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「ナショナル・シアター・ライヴ 2019/リア王」

National Theatre Live: King Lear2018 UK

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「ナショナル・シアター・ライヴ2016/ハムレット」「ブラナー・シアター・ライブ2016/ロミオとジュリエット」が素晴らしかったのでリア王も鑑賞。

上の2作品はどちらもTOHOシネマズ日本橋の大スクリーンでかなりの迫力だったが、今回は池袋と渋谷のミニシアターでの上映。迫力はちょっと足りなかったがイアン・マッケランのリア王は素晴らしかった。


シアターへ行く前にシェイクスピアのリア王のあらすじをPCで確認した。シェイクスピアの四大悲劇の一つであるリア王は大昔に読んだ記憶がある。高齢で退位することになった王が3人の娘を招集し、その後末娘コーディリアが追放されるこれくらいしか覚えていなくて、あらすじ確認しておいて正解だった。


本作も台詞は古典で服装は現代風。王が腕に時計をはめていたり、ゴネリルがおしゃれなハイヒールを履いていたりする。コーディリアがフランスの軍服を着ているシーンもあった。

ケント公は男性ながら演じるのは女優のシニード・キューザックで、コーディリアはキュートな黒人女優アニタ・ジョイ・ウワジェが演じている。

娘に国(ブリテン)を分け与える時、地図にハサミを入れて切りわける様が面白くて、それはBrexitを思わせる演出らしい。

嵐のシーンでは舞台の天井から雨を降らせるリアルな演出にびっくりした。


リア王って、17世紀初頭(戯曲が書かれた時代)において親の財産の分配とか年老いた親の介護で揉めまくっていたわけで、それは現在にも通じるものがあるなと実感した。


「ハムレット」&「ロミオとジュリエット」上映の際の観客は若い女性でいっぱいだった。特に「ハムレット」の時はほぼカンバーバッチ、ファンの雰囲気で、今回も女性が多かった。シェイクスピアは男性より女性ファンが多いのかも?


イアン・マッケランと言えば「ロード・オブ・ザ・リング シリーズ/20012003」と「ホビット シリーズ/20122014」のガンダルフ役が有名だが、ブレンダン・フレーザーが輝いていた時の「ゴッド・アンド・モンスター/1998」のゲイの老人(元監督)役がとても印象に残っている。


リア王に「ダ・ヴィンチ・コード/2006」「美女と野獣/2017」のイアン・マッケラン。

ケント伯に「魅せられて/1996」「イースタン・プロミス/2007」のシニード・キューザック。

グロスター伯に「チャーチル ノルマンディーの決断/2017」のダニー・ウエッブ。

コーディリアにアニタ・ジョイ・ウワジェ。

ゴネリルにクレア・プライス。 

リーガンにカースティ・ブッシェル。

道化 (Fool)にロイド・ハッチンソン。

エドガーに「ダンケルク/2017」のルーク・トンプソン。

エドマンドにジェームス・コーリガン。

オズワルドにマイケル・マトゥス。

コーンウオール公にダニエル・ラビン。

オールバニ公にアンソニー・ハウエル。

フランス王にカレブ・ロバーツ。


シネ・リーブル池袋にて(時間限定/夜間のみで上映中)


by margot2005 | 2019-05-14 21:03 | UK | Comments(0)
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