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「THE GUILTY/ギルティ」

Den skyldige…akaThe Guilty2018 デンマーク

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警察官のアスガー・ホルムは緊急通報指令室のオペレーターとして勤務している。捜査中のトラブルから現場を外されているが元の職場への復帰は間近い。そんな彼が女性からの一報を受ける


最初見ていて、アスガーって緊急通報指令室のオペレーター?と疑問を抱いた。やがて彼がなぜここで仕事をしているのか明かになって行く。

イーベンと名乗る女性の通報に必死になって助けようと試みるアスガー。警察官の相棒ラシッドに電話をかけイーベンの夫ミケルの家を調査させたりするのは少々違法かとも思ったけど、アスガーが熱血警察官であることが伝わって来る。


隣に座る自分よりはるかに年長のオペレーターに失礼な態度を取って申しわけないと謝るアスガー。そして電話で、警察官の上司にパトリシア(妻)によろしく!と言われ、電話を切った後パトリシアは出て行ったとつぶやくアスガー。緊張が続く仕事の合間に交わされる会話にアスガーの人柄や私生活が垣間見える。

ラスト近くでタイトル「THE GUILTY/ギルティ」の意味がわかるところが絶妙。


北欧の映画は大好きなのでかなり見ている。同じヨーロッパでもフランスやイタリア、ドイツなどとは少々趣が異なる北欧映画には惹きつけられるものがある。

ほぼワンシチュエーションで描かれるドラマに釘付けとなった。シーンは95%以上電話でのやり取り。ドラマには猛烈に想像力が掻き立てられ、見終わってどっと疲れた。

グスタフ・モーラーは初監督作品とは思えないほど秀悦なドラマ展開でとても見ごたえがあった。

ほぼ一人舞台のヤコブ・セーダーグレンも当然ながら素晴らしい。


公開2週目の割引デーにネット予約を試みたがどの時間帯も満席だった。諦めて次の日に広い方のシアターの席はかなり埋まっていた。

ジェイクギレンホール主演でリメイクされるそうだが、ギレンホール苦手なのであまり見たくない。

一方でステラン・スカルスガルドの「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車/2014」をリーアムニーソンでリメイクした「Cold Pursuit」はなんとなく見てみたい(北米&ヨーロッパ他は2月に公開/日本でも6月公開予定)。これは最高に面白い北欧映画!!


wowowで放送されたヤコブ・セーダーグレン主演の「北欧サスペンス「凍てつく楽園」/20102018」は確か字幕じゃなかったので見ていない。今一度字幕スーパーで放送して欲しい。

ヤコブ・セーダーグレン「光のほうへ」ではヒゲ面だったので、すっきりした顔の本作では彼とわからなかった。「光のほうへ」ではとても優しい人を演じていてナイスだった。


アスガー・ホルムに「光のほうへ/2010」ヤコブ・セーダーグレン。

イーベン(声のみ)にイェシカ・ディナウエ。

ミケル(声のみ)にヨハン・オルセン。

ラシッド(声のみ)にオマール・シャガウィー。

マチルド(声のみ)にカティンカ・エヴァース=ヤーンセン。

監督、脚本はグスタフ・モーラー。


新宿武蔵野館にて


by margot2005 | 2019-03-10 21:53 | ヨーロッパ | Comments(4)
Commented by セレンディピティ at 2019-03-12 22:25 x
margotさん、こんばんは。
アスガーのバックグラウンドや、事件の全容が
ほぼ音声だけで明らかになっていく過程が見事でしたね。
手に汗握りました。

アスガーを演じたのは「光の方へ」の俳優さんだったんですね。
まったく気がつきませんでした。
そしてCold Pursuitも北欧映画のリメイクだったんですね。
ひと足早く見たアメリカ在住の友達がおもしろかったと言っていたので
私も楽しみにしています。
Commented by margot2005 at 2019-03-13 23:59
> セレンディピティさん
こんばんは
本当、手に汗握る展開が素晴らしかったです。
「光の方へ」の彼は顔面ヒゲだったので印象が全く違っていました。
すっきりした顔はなかなか素敵です。

リメイクの「Cold Pursuit」はリーアム主演なので全米で確かTOP10映画だったようです。
ステラン版がすごく面白かったのですがリーアム版も楽しみです。

Commented by ituka at 2019-03-31 15:32 x
地元でやっと公開され待ちに待った作品でした。
一切の無駄を省き、コールだけで状況をイメージですもんね。
終盤の意外な展開は見ごたえありました。
それまでは、解決したらヒロイン母子と水族館に行けたらいいなでしたが
こういう逆転劇は本当に面白いです。
Commented by margot2005 at 2019-03-31 21:52
> itukaさん
こんばんは
ご覧になられたのですね。
ホント、コールだけで状況をイメージってすごいなぁ!と感嘆しました。
電話のやりとりもどんでん返しであっと驚く最後でした。
一緒に水族館に行くなんてことは日本人には多分考えられない展開なので
とても素敵でした。
見ごたえありの北欧映画でしたね。
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