2019年 02月 18日
「ジュリアン」
「Jurian」…aka「Custody 」「Jusqu'à la garde」2017 フランス

ベッソン夫妻は離婚し10歳になるジュリアンの親権を争っている。ミリアムは息子を元夫アントワーヌに会わせたくないが、アントワーヌは元妻ミリアムの振る舞いが離婚に至ったと主張している。結果、裁判所はアントワーヌと息子の面会を認めることになる…
ラストは実に強烈。エンディングは音声なし。暗いスクリーンに映し出されるエンド・クレジットを見ながら考えさせられる衝撃のドラマだった。
オープニングの裁判所のシーンで、ミリアムが嘘をついているのか?それともアントワーヌが嘘をついているのか?と少々疑った。
ドラマは進み、ミリアムが娘のジョゼフィーヌ、息子のジュリアンと共に実家に身を寄せている。ある時、ジュリアンを連れ出すアントワーヌ。ジョゼフィーヌは父と会うことを拒む年齢に達してるが、ジュリアンはそうではない。嫌々ながら父に連れ出されるジュリアン。アントワーヌはジュリアンに探りを入れミリアムの連絡先を聞き出そうとする。しかしジュリアンは母を守るため決して電話番号を明かそうとはしない。
頑なに母を守ろうと頑張るジュリアンが健気で泣ける。
そしてジュリアンを演じるトマ・ジオリアは、父と一緒にいる時のいたたまれない、おどおどとした表情がスゴく上手くて感心しきりだった。
ちょっとネタバレ…
どこかに「クレーマー、クレーマー/1979」プラス「シャイニング/1980」と書いてあった。「クレーマー、クレーマー」はわかるけど「シャイニング」は??と不思議だったが、あのラストはまさにホラー映画「シャイニング」。
ミリアム・ベッソンに「青の寝室/2014」のレア・ドリュッケール。
アントワーヌ・ベッソンに「危険なプロット/2012」「ザ・ダンサー/2016」のドゥニ・メノーシェ。
ジュリアン・ベッソンにトマ・ジオリア。
ジョゼフィーヌ・ベッソンにマチルド・オヌヴー。
監督はグザヴィエ・ルグラン。
シネマカリテにて

