人気ブログランキング |

「家へ帰ろう」

「El último traje」…aka「The Last Suit」2017 アルゼンチン/スペイン

a0051234_23235838.jpg
a0051234_23235095.jpg

ユダヤ人のアブラハムはホロコーストを生き延び、ポーランドからアルゼンチンに移住。戦後は仕立屋として生き抜き88歳となったある日、ポーランドを訪ねる決心をする


アブラハムがポーランドを訪ねる決心をしたのは娘たちに家を追い出されたから。というのも、家を売って足が不自由なアブラハムを病院へ入れようと決めた娘たちの企みに怒り家出をしたのだ。


ホロコーストを生き延びた老人が故郷を訪ねる感動のロードムービー。

ヴエノスアイレスからマドリッドに到着したアブラハムは探し当てた一軒のホテルでマダムマリアと知り合う。夜、飲みに出かけた二人がホテルに戻るとアブラハムの部屋が荒らされ、ヴエノスアイレスから持参したきた数万ドルがなくなっていた。

途方にくれるアブラハムはマリアに押し切られ、些細なことから喧嘩別れしたマドリッドに住む娘クラウディアを訪ねることになる。ひょんなことから知り合ったレオを伴って


やがてマリアとレオに別れを告げたアブラハムは列車でマドリッドからパリに到着。ところがポーランドへ向かうパリの駅で問題が起こる。

列車でフランスからポーランドへ行くには絶対にドイツを通過しなければならない。飛行機で行くなら別だけど

ユダヤ人のアブラハムはホロコーストを起こしたドイツへ足を踏み入れたくないのだ。しかしながら皮肉なことにパリの駅で出会ったドイツ人女性イングリッドに助けられる。初めは憎きドイツ人のイングリッドに嫌悪感を抱いていたが徐々にその気持ちが緩み始める。


クラウディアイングリッド、そしてポーランドの病院の看護師ゴーシャに助けられた上、ラストは少々出来過ぎながらやはり感動してしまった。

88歳の老人を演じる俳優ミゲル・アンヘル・ソラに何か違和感があると思っていたら、60代の彼が老人メイクをしていた。やはり


アブラハムに「タンゴ/1998」のミゲル・アンヘル・ソラ。

マリアに「シチリア!シチリア!/2009」のアンヘラ・モリーナ。

レオにマルティン・ピロヤンスキー。

クラウディアに「屋根裏部屋のマリアたち/2010」のナタリア・ベルベケ。  

イングリッドにユリア・ベーアホルト。  

ゴーシャにオルガ・ボラズ。

監督、脚本はパブロ・ソラルス。


シネスイッチ銀座にて



by margot2005 | 2019-02-05 23:49 | 中・南米 | Comments(0)
<< 「喜望峰の風に乗せて」 「ナチス第三の男」 >>