2019年 01月 31日
「アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング」
「I Feel Pretty」 2018 USA
レネーは容姿に自信がもてないちょっと太めの女子で、高級コスメ会社リリー・ルクレアのオンライン部門で働いている。本社はマンハッタンの一等地にあるのに、レネーの職場はチャイナタウンにある地下の、まるで倉庫のような小部屋。そして相棒は超冴えない男子のメイソン。そんなある日、ジムでトレーニング中にバイクから転倒して頭を強打する。やがて目が覚めたレネーはスリムな美人に変身していた。しかしそれはレネーだけに見える超現象だった…
レネーはクリーニング店でナンパした(されたのではない/彼女から仕掛けた)イーサンと付き合い始める。イーサンももちろんレネーが太めであることを承知しているが、本人はスリムな美人だと思い込んでいる。
レネーだけに見える超現象なので友人のヴィヴィアンとジェーンは呆れ果てて去って行く。でも結局友人は戻り、イーサンはもちろんのこと、エイヴリーの弟グラントやジムで出会ったマロリーがとても良い人。それはとてもありきたりだけど、ちょっと太めで自分に自信を持てない女子が大躍進するサクセス・ストーリーは痛快!だった。
ヒロインを演じるエイミー・シューマーは、彼女を想定してストーリーが書かれかたと思えるほどのナイス・キャスティング。
薄幸っぽい役柄が似合うミシェル・ウィリアムズが、本作ではカラフルなファッションに身を包み、変な声を発していて面白い。
ワンシーンだったか?に出演するナオミ・キャンベルは、40代後半ながら全盛期の彼女とほとんど変化していなくて驚く。
Hollywood Expressで宣伝していて面白そうだと思っていたハリウッド発コメディ。本国では大ヒットしたけれど日本ではミニシアター公開となった。でもでもシアーターはやはり女子でいっぱいだった。
レネー・ベネットに「エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方/2015」のエイミー・シューマー。
エイヴリー・ルクレアに「ゲティ家の身代金/2017」のミシェル・ウィリアムズ。
イーサンにローリー・スコーヴェル。
グラント・ルクレアにトム・ホッパー。
メイソンに「LIFE!/ライフ/2013」のアドリアン・マルティネス。
マロリーに「ゴーン・ガール/2014」のエミリー・ラタコウスキー。
ヴィヴィアンにエイディ・ブライアント。
ジェーンに「ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ)/2011」「ザ・ギフト/2015」ビジー・フィリップス。
リリー・ルクレアに「アメリカン・ジゴロ」1980」のローレン・ハットン。
ヘレンにナオミ・キャンベル。
監督、脚本は「君への誓い/2012:脚本」「ワタシが私を見つけるまで/2016:脚本、原案」のアビー・コーン&マーク・シルヴァースタイン。
ヒューマントラストシネマ有楽町にて