「チャーチル ノルマンディーの決断」

Churchill2017 UK

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19446月、第二次界大戦末期のイギリス。英国首相チャーチルはノルマンディー上陸作戦を止めるため連合国軍最高司令官、アイゼンハワーと真っ向から対立していた…


オープニング、英国の海岸に佇むチャーチル。第一次世界大戦で自ら計画、遂行したガリポリの戦いで約50万人もの若い兵士の死傷者を出したことがチャーチルの心の棘となっていた。しかし連合国軍最高司令官、アイゼンハワーがノルマンディー上陸作戦の遂行を考えており、ヒューマニズムを誇るチャーチルは再び若い兵士が犠牲になることを恐れ作戦を止めるための説得の言葉を吟味している。

やがて、米国のアイゼンハワー、イギリス軍のモントゴメリー将軍、そして国王ジョージ6世との話し合いに挑んだチャーチルは”史上最大の作戦/ノルマンディー上陸作戦”の実行に抵抗するのだった。


原タイトルはズバリ「チャーチル」。ノルマンディの海岸もドイツ軍も戦闘機も一切登場しない。ドラマは「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男/2017」 から4年後のチャーチルの姿を描いている。


イングランド国王ジョージ6世と、後にアメリカ合衆国の大統領となる連合国軍最高司令官アイゼンハワー将軍が登場し、チャーチルと彼の妻クレメンティンを中心に描かれるヒューマンドラマ。

チャーチル夫妻は仲が良くて微笑ましいし、妻クレメンティンは夫を奮起させるのが実に上手いなぁと思う。そしてチャーチルの側近ヤン・スマッツの存在がナイス。この時代のチャーチルの個人秘書はキュートなミス・ギャレット。

上のポスターのチャーチル夫妻がチャーミング。


ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」でチャーチルに成りきったゲイリー・オールドマンがオスカーをゲットしたが、本作のブライアン・コックス本人はドラマのチャーチルと同世代で、終始葉巻を燻らながら英国首相ウィンストン・チャーチルを熱演している。


ウィンストン・チャーチルに「ボーン・アイデンティティー/2002「マッチポイント/2005」「ゾディアック/2006」「英雄の証明/2011」のブライアン・コックス。

クレメンティン・チャーチルに「ヴィクトリア女王 世紀の愛/2009」「ベル ~ある伯爵令嬢の恋~/2013」のミランダ・リチャードソン。

ドワイト・アイゼンハワーに「アジャストメント/2011」「スポットライト 世紀のスクープ/2015」のジョン・スラッテリー。

ジョージ6世に「プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード。2017」のジェームズ・ピュアフォイ。

モントゴメリー将軍に「ルイの9番目の人生/2015」のジュリアン・ワダム。

ヤン・スマッツにリ「パリより愛をこめて/2010」のリチャード・ダーデン。

ブルック元帥にダニー・ウェッブ。

ミス・ギャレットに「わたしを離さないで/2010」「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち/2015」のエラ・パーネル。

監督は「レイルウェイ 運命の旅路/2013」のジョナサン・テプリツキー。


新宿武蔵野館にて



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by margot2005 | 2018-08-28 22:22 | UK | Comments(0)
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