「エヴァ」

Eva 2018 フランス/ベルギー

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ある日、ベルトランは盗作した戯曲を発表する。それはたちまち評判となり一躍新進作家としてデビューを飾る。やがて世間からは期待され、出資者レジス・グランから催促が入るがプレッシャーから次が書けない。そんな折、執筆のために訪れた別荘で謎めいた娼婦エヴァと出会う


ベルトランはエヴァをヒロインにして新しい戯曲を書こうと試みるが、思うように書けない。レジスからの催促にエヴァの話をすると彼女は存在するのか?”と問い詰められ、ベルトランはエヴァの携帯に電話をかける。

ベルトランはエヴァを利用して作品を仕上げようと必死になるが、盗作歴がある作家ゆえ才能は限られていたのだろう。

ラスト、パリの街で偶然再会するエヴァとベルトラン。無視を決め込んだエヴァはやはりしたたかだった。


ギャスパー・ウリエルが心を奪われる娼婦エヴァを演じるのがイザベル・ユペールとはスゴい!この方60歳を過ぎているのにキュートなのだ。妖艶な役なんだけど、この女優妖艶という雰囲気は持ち合わせていない。でもそれがイヤらしさ感じなくて良いのかも知れない。


ブノワ・ジャコーが監督で、ギャスパー・ウリエルの出演にとても見たかった一作。

エマニュエル・ベアールと共演した「かげろう/2003」で鮮烈な印象を残したお気に入りフランス人俳優ギャスパー。あれから15年の歳月が流れ、今ではゴージャスな俳優になっている。オドレイ・トトゥの「ロング・エンゲージメント/2004」の彼も印象に残る。「ハンニバル・ライジング/2007」のハンニバル・レクター役もtrès bien!だった。

エマニュエル・ベアールがエヴァを演じたらかなり妖艶なエヴァ?と、想像した。

ブノワ・ジャコーといえば時代物のイメージが強いが、本作のような現代ものも意外にスタイリッシュで素敵だ。


エヴァに「ハッピーエンド/2017」のイザベル・ユペール。

ベルトラン・バラデに「ザ・ダンサー/2016」のギャスパー・ウリエル。

カロリーヌにジュリア・ロワ。

ジョルジュ・マーランに「最後のマイウエイ/2012」のマルク・バルベ。

レジス・グランに「バレッツ/2010」のリシャール・ベリ。

監督、脚本は「イザベル・アジャーニの惑い(アドルフ)/2002」「マリー・アントワネットに別れをつげて/2012」「小間使いの日記/2015」のブノワ・ジャコー。


新宿武蔵野館にて



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by margot2005 | 2018-07-27 21:09 | フランス | Comments(0)
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