イタリア映画祭2018...「環状線の猫のように」

Come un gatto in tangenziale…akaLike a Cat on a Highway2017 イタリア

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シンクタンクに勤めるインテリのジョヴァンニは妻ルーチェと別れてシングル・ファーザーとなり、リッチな家に一人娘と暮している。一方でパートで働くモニカは郊外の団地で一人息子と異母姉妹と共に暮らしている。現在モニカの夫は刑務所に服役中そんな二人の13歳になる子供たちが付き合い始める


ジョヴァンニがシンクタンクで、郊外に住む移民や低所得者層の社会的統合を目指すプロジェクトを率いていたり、今はフランスで暮らす元妻のルーチェがとてもスノッブな人間であることが多いに笑える。

ジョヴァンニのリッチな家で働く家政婦の態度がデカいのも実にオカシイ。

境遇も価値観も全く違う男女が出会い、ドタバタしながらも互いに歩みよる姿が微笑ましい。

インテリのジョヴァンニが、実際にルーマニアやバングラデシュからの移民や低所得者層の人々の暮らしを見て、統計だけでは見えてこない彼らの実態を知り得る過程がナイス。ラストは素敵だった。


「これが私の人生設計/生きていてすみません!」の監督とその妻のパオラが再びタッグを組んだ痛快コメディ。パオラもナイスだけどアントニオ・アルバネーゼが最高!そしてアントニオの元妻役のソニア・ベルガマスコがこれまたナイス・キャスティング。


出演(モニカ)/脚本に「これが私の人生設計/生きていてすみません!/2014」のパオラ・コルテッレージ。

ジョヴァンニに「日々と雲行き/2007」「ハートの問題/2009」「ローマでアモーレ/2012」のアントニオ・アルバネーゼ。

ルーチェに「オレはどこへ行く?/Viva!公務員/2016」のソニア・ベルガマスコ、

監督、脚本は「これが私の人生設計/生きていてすみません!」のリッカルド・ミラーニ。


今年は6作品を鑑賞。鑑賞した中でこれが一番面白く、「イタリアの父」は素敵なドラマだった。他作品は一風変わった作風で心に訴えるものがなかったような気がする。イタリア映画祭2018は例年より空席が目立ったように思えたのが残念。


有楽町朝日ホールにて



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by margot2005 | 2018-05-20 20:17 | 映画祭 | Trackback | Comments(0)
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