2018年 05月 14日
イタリア映画祭2018...「いつだってやめられるー名誉学位」
「Smetto quando voglio: Ad honorem」…aka「I Can Quit Whenever I Want:Ad Honorem」2017 イタリア/ロマ
「いつだってやめられる/2014」「いつだってやめられる-マスタークラス/2017」の続でシリーズ最終章。
イタリア全土の刑務所に分散して収監されていた元科学者たちが集まり神経ガスの使用を阻止するため立ち上がる…
ピエトロが一作で登場したドラッグ市場のボス、ムレーナと刑務所で再開したり、2作で活躍した刑事コレッティも出演しているが、1、2作ほどの盛り上がりはなくて実に残念だった。前作はハリウッド映画ばりのアクション・シーンが面白かったのだけど…。3部からなる”いつだってやめられる”の最終章はつまらなかった。
本作は前作(2作目)と同時期に撮影されたのだが、前作で盛り上がり過ぎてこちらは低下してしまったような気がする。
コメディのシリーズ物って第1作が一番面白いのかも?前売りチケットは完売だったが…。
「いつだってやめられる-マスタークラス」は「いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち」の邦題で5/26からBunkamura ル・シネマで公開される予定。
ピエトロに「どうってことないさ/2016」「おとなの事情/2016」のエドアルド・レオ。
マッティアにヴァレリオ・アプレア。
アルベルトにステファノ・フレージ。
アルトゥーロに「副王家の血筋/副王家の一族/2009」「ある天文学者の恋文/2016」のパオロ・カラブレージ。
バルトロメオに「バッグにはクリプトナイト/2011」のリベロ・デ・リエンツォ。
ジョルジョにロレンツォ・ラヴィア。
アンドレアにピエトロ・セルモンティ。
ジュリアに「錆び/2011」「昼下がり、ローマの恋/2011」のヴァレリア・ソラリーノ。
パオラ・コレッティに「暗黒街/2015」のグレタ・スカラーノ。
ヴァルテルに「われらの子供たち/2014」のルイジ・ロ・カーショ。
ムレーナに「バール・マルゲリータに集う仲間たち/2009」のネリ・マルコレ。
監督、原案、脚本は「いつだってやめられる/2014」「いつだってやめられる-マスタークラス/2017」のシドニー・シビリア。
有楽町朝日ホールにて