「スポットライト 世紀のスクープ」

「Spotlight」 2015 USA/カナダ
a0051234_23374926.jpg
a0051234_23374121.jpg

“ピュリツァー賞に輝いた調査報道チームを巡る感動の実話”をベースに描いた社会派群像ドラマ。

マイク・レゼンデスに「夫以外の選択肢/2004」「ゾディアック/2006」「帰らない日々/2007」「ブラインドネス/2008」「キッズ・オールライト/2010」「はじまりのうた/2013」のマーク・ラファロ。
ウォルター・“ロビー”・ロビンソンに「ビートルジュース/1988」「バットマン/1989」「バットマン リターンズ/1992」「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)/2014」のマイケル・キートン。
サー シャ・ファイファーに「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~/2013」のレイチェル・マクアダムス。
マーティ・バロンに「コレラの時代の愛/2007」「ディファイアンス/2008」「大統領の執事の涙/2013」「ジゴロ・イン・ニューヨーク/2013」「完全なるチェックメイト/2015」のリーヴ・シュレイバー。
ベン・ブラッドリー・Jr.に「チャーリー・ウイルソンズ・ウォー/2007」「帰らない日々」「アジャストメント/2011」のジョン・スラッテリー。
マット・キャロルに「ロスト・イン・マンハッタン 人生をもう一度/2014」のブライアン・ダーシー・ジェームズ。
ミッチェル・ギャラベディアンに「プラダを着た悪魔/2006」「ジュリー&ジュリア/2009」「モネ・ゲーム/2012」「ヴェルサイユの宮廷庭師/2014」のスタンリー・トゥッチ。
エリック・マクリーシュに「M:i:III/2006」「グッド・シェパード/2006」「ウォッチメン/2009」「パブリック・エネミーズ/2009」「君が生きた証/2014」のビリー・クラダップ。
監督、脚本は「扉をたたく人/2007」「デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~/2009:出演」「靴職人と魔法のミシン/2014」のトム・マッカーシー。

2001年、夏のボストン。ある日、マイアミからボストン・グローブ新聞社に新しい編集局長マーティ・バロンがやってくる。早速幹部を集めた編集局長は、彼らに売れるネタの提示を求める。やがて“神父による子どもへの性的虐待事件”にそそられた編集局長は“スポットライト”と名付けられた特集記事欄のチームに取材を命じる。

ボストン・グローブの読者の半数はカトリック。スポットライトの記者たちも地元出身者ばかり。女性記者サー シャの祖母は敬虔なクリスチャンで、彼女は日常的に祖母と共に教会へ行く。新聞社の古参で幹部のベンは読者の反撥を恐れるため、この事件を記事にすることに乗り気ではない。しかし新しい編集局長は地元とは無縁の人間で、なおかつユダヤ人であるため強気の構えだった。

スポットライトの記者はリーダーのウォルター以下、マイク、サー シャ、マットの4人。実はこの事件は過去に告発され資料も新聞社に送られてきていた。しかしカトリック教会が雇った屈強な弁護士団によって教会と被害者の間には和解が成立していた。
ウォルターたちは弁護士ミッチェル・ギャラベディアンとエリック・マクリーシュに面会を求めるが追い返されてしまう。一方で被害者に話を聞こうと訪ねても門前払いされる始末。だが決してあきらめない彼らは弁護士を問いつめ、被害者を説得するのに成功する。

“神父による子どもへの性的虐待事件”は日本でも報道されたことがあり知っている。
スポットライトの記者たちによって暴かれた悲惨な事件はバチカンをも震撼させたというが、家族を犠牲にしてまで取材活動にのめり込む記者魂はスゴい!の一言。
真に迫るドラマはまるでドキュメンタリーのようにも見え、アカデミー作品賞に輝いただけあって素晴らしい!
俳優陣もお気に入り俳優のマーク・ラファロを始めとして、マイケル・キートン、スタンリー・トゥッチにリーヴ・シュレイバー、そして紅一点のレイチェル・マクアダムスと皆ナイス・キャスティング。
トム・マッカーシーは、シリアスなテーマでも、ユーモアあふれる作品でも、感動ものにしてしまうニクい監督。

TOHOシネマズ日劇にて(既に上映終了)/みゆき座にて上映中(5/26迄)
[PR]
by margot2005 | 2016-05-20 00:25 | USA | Comments(2)
Commented by セレンディピティ at 2016-05-23 09:48 x
こんにちは。
トム・マッカシー監督らしい、派手さはないですが真摯に作られたいい作品でした。
カトリックとともに生きてきたローカルな記者たちが
取材を進めるにつれ、正義感に突き動かされていく姿に心を打たれました。
俳優陣の華やかさを抑えた演技もすばらしかったですね。
Commented by margot2005 at 2016-05-24 00:41
セレンディピティさん、こんばんは。

トム・マッカシーって才能豊かな素晴らしい監督です。
そう正義感ですね。新聞記者ってきっと皆それに燃えるのでしょう。
とにかく全体的に見応えのある素晴らしい社会派ドラマで大満足でした。
<< 「オマールの壁」 「ルーム」 >>