2016年 02月 13日
「愛しき人生のつくりかた」

マドレーヌに「マダムと奇人と殺人と/2004」「DISCO ディスコ/2008」「風にそよぐ草/2009」のアニー・コルディ。
息子ミシェルに「仕立て屋の恋/1989」「マルセイユの決着/2007」「マダム・マロリーと魔法のスパイス/2014」のミシェル・ブラン。
ミシェルの妻ナタリーにシャンタル・ロビー。
孫ロマンにマチュー・スピノジ。
監督、脚本、出演(ロマンの働くホテルのオーナー)は「エディット・ピアフ~愛の讃歌~/2007」「アデル/ファラオと復活の秘薬/2010」「ターニング・タイド 希望の海/2013」(全て出演)のジャン=ポール・ルーヴ。
いくら年(80代半ば)だからって、息子たちに勝手に家を売られ、あげくホームに入れられたんじゃ憤慨するのは当たり前。マドレーヌは単身生まれ故郷のノルマンディへと向かう。
オープニングとエンディングにモンマルトル墓地が登場し、ロマンが夜勤するホテルはモンマルトルにあるホテル・アシアナ。そしてノルマンディに向かう列車の発着地サンラザール駅やエトルタの断崖が登場する。
最初と最後が葬儀のシーンながらとてもハッピー・エンディングなフランス映画。フランスでヒットしたらしいが、フランス人てこんなに家族愛に満ちた人種?なんて思ってしまった。
息子は母を愛してやまないし、孫も祖母を愛し、いつも気にかけている。ホームに入所した祖母の元に足しげく通う孫がこの世に何人いるだろう?と皮肉な考えが頭をよぎる。あんなに優しくて心配り出来る孫息子が存在するなんて驚くばかり。まぁ映画だから...。
倦怠期の夫婦ミシェルとナタリーもラストでばっちり愛を確認し、ロマンは運命の女性と出会う。とにかくかなり出来過ぎの展開はフランス映画らしくなくてつまらない。ホテルのオーナーのロマンに対する扱い方、あれはあり得ない。
でもドラマの後半の舞台となるノルマンディの景色は素晴らしく美しかった!
Bunkamura ル・シネマにて

