「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」

「Love & Mercy」2014 USA
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60年代、マネージャーを勤める威圧的な父親との確執から始まり、過酷なツアーと、常にトップにいることにプレッシャーを覚えたブライアンはドラッグとアルコールに救いを求め引きこもりの上肥満化して行く…
80年代、すっかり過去の人となっていたブライアンは、ある日車を買いに自動車販売店を訪ねる。
乗ってみた青いキャデラックをいたく気に入った彼は、セールス・ウーマンのメリンダにも心惹かれデートに誘う…

80年代のブライアン・ウィルソンに「ペーパーボーイ 真夏の引力/2012」「大統領の執事の涙/2013」のジョン・キューザック。
60年代のブライアン・ウィルソンに「キング 罪の王/2005」「リトル・ミス・サンシャイン/2006」「ゼア・ウイル・ビー・ブラッド/2007」「ルビー・スパークス/2012」「それでも夜は明ける/2013」のポール・ダノ。
メリンダ・レッドベターに「幸せのセラピー/2007」「ブッシュ/2008」「やさしい嘘と贈り物/2008」「スリーデイズ/2010」「崖っぷちの男/2011」のエリザベス・バンクス。
ユージン・ランディに「幻影師アイゼンハイム/2006」「私がクマにキレた理由(わけ)/2007」「デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~/2009」「終着駅 トルストイ最後の旅/2009」「それでも夜は明ける/2013」「ウォルト・ディズニーの約束/2013」のポール・ジアマッティ。
マイク・ラブに「ザ・ホスト 美しき侵略者/2013」のジェイク・アベル。
デニス・ウィルソン「フットルース 夢に向かって/2011」のケニー・ウォーマルド。
カール・ウィルソンにブレット・ダヴァーン。
監督、製作は「イントゥ・ザ・ワイルド/2007」「ツリー・オブ・ライフ/2011」「それでも夜は明ける/2013」の製作者ビル・ポーラッド。

ザ・ビーチ・ボーイズもブライアン・ウィルソンももちろん知っている。本作は“ザ・ビーチ・ボーイズ”の伝記ドラマではなく、ブライアン・ウィルソンの栄光と苦悩の半生を描いた人間ドラマ。

映画は見ようかどうしようか?と迷いながら見に行った。全く期待していなかったので見終わってちょっと感動。60年代のあのサウンドを作った天才ミュージシャン、ブライアン・ウィルソンにこのような悲惨な過去があり、彼を支えたメリンダという素晴らしい女性の存在も知った次第。二度と結婚はしないと言いながらメリンダと再婚したブライアンは幸せになれたようだ。

60年代のブライアンと80年代のブライアン...ジョン・キューザックとポール・ダノがブライアン・ウィルソンを演じているということは、二人は似ているのだろうか?そういえばどことなく似てる雰囲気はある。
ドラマの中でポール・ダノも歌っている。あの独特の高音も中々上手い。
カリフォルニアのビーチリゾート、マリブに建つ瀟洒な館にはもちろんプールがあり。リヴィングに置かれたピアノがビーチの砂の上に鎮座している。そして“僕らはサーフィンはやらない。”なんて言っていたのが可笑しかった。

お抱え精神科医ユージン・ランディの異常なる監視とも思える行動や、過剰なまでに処方する薬の数々。ブライアンの屋敷の家政婦が飲みすぎないよう薬を隠していたのには驚いた。やがて金目当てにブライアンに取り憑くユージンは後にメリンダの手によって訴えられ、ブライアンは正気を取り戻すのだった。

映画のタイトルになっているブライアン・ウィルソンの歌う「Love & Mercy」がラストに流れる。
上にも書いたようにメリンダという女性が素晴らしい。80年代のメリンダのファッションもスゴく素敵だし...。演じるエリザベス・バンクスもナイスキャスティング。もちろんブライアン役の二人、ジョン&ポールもナイスだし、ユージン役のポール・ジアマッティも、とにかく配役が素晴らしかった。

角川シネマ有楽町にて
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by margot2005 | 2015-08-21 22:52 | MINI THEATER | Comments(0)
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