2015年 06月 26日
「靴職人と魔法のミシン」

ニューヨークの下町。ユダヤ人街で育ったマックは恋人もいない冴えない中年男で今だ母親と同居している。彼の仕事は代々受け継がれてきた靴修理。日々繰り返されるつまらない仕事にうんざりしつつ今日も愛用のミシンを踏む…
マックに「ウェディング・シンガー/1998」「50回目のファースト・キス/2004」「ベッドタイム・ストーリー/2008」のアダム・サンドラー。
レオンにクリフ・“メソッド・マン”・スミス。
ジミーに「ファーゴ/1996」「パリ、ジュテーム/2006」のスティーヴ・ブシェミ。
エミリアーノに「誘拐の掟/2014」のダン・スティーヴンス。
エミリアーノの恋人タリンにキム・クルーチェ。
カーメンに「僕らのミライへ逆回転/2008」「フルートベール駅で /2013」のメロニー・ディアス。
エレーンに「シー・オブ・ラブ/1989」「オーシャンズ13/2007」のエレン・バーキン。
母親サラに「ミュンヘン/2005」「いとしい人/2007」「ハンガー・ゲーム2/2013」のリン・コーエン。
父親アブラハムに「主人公は僕だった/2006」「新しい人生のはじめかた/2006」「シェフ 三ツ星フードトラック始めました/2014」のダスティン・ホフマン。
監督は「扉をたたく人/2007:監督、脚本」「デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~/2009:出演」のトーマス・マッカーシー。
ある時、マックが修理した客の10.5(The and Half)サイズの靴を履くと、靴の持ち主に変身してしまったのだ。慌てふためきつつ他の靴も試してみると、それは壊れた電動ミシンの代わりに使った、先祖代々の旧式ミシンのせいであることが判明する。つまりそれによって魔法がかけられたのだ。
他人の生活を疑似体験できることを知ったマックはイケメンのエミリアーノに変身してバーへ行った所、案の定の女性に誘われてしまう。ある時、レオンに変身してみたら、なんとまぁこの男がとんでもないワルでとんでもないトラブルに巻き込まれてしまうのだ。
シアターで何度も予告を観て少々気になっていた一作。TOHOシネマズのポイントがたまってたので観ることにした。wowowでたくさんの映画を見たが、おそらくアダム・サンドラーの映画はシアター初めてだと思う。サンドラー映画はかなりくだらないものが多いが、意外にもファンタジーっぽい作品が多いことに気づく。本作はちょっと素敵なファンタジー・ヒューマン・コメディ。
アダム・サンドラーってホント冴えない役が似合う俳優。
スティーヴ・ブシェミは「ファーゴ」以来の気になるハリウッド俳優で、たくさんの映画に出演する名脇役。本作でもひと味違ったブシェミの魅力が発揮されている。
エレン・バーキン、ダスティン・ホフマンも貫禄の出演。
少しのシーンしか登場しないがダン・スティーヴンスがゴージャス。マシューのイメージのブロンド・ヘアーに優しいまなざしが実に似合う。
ヒップホップ・アーティストのクリフ・“メソッド・マン”・スミスが、レオン本人とマックが変身するレオンで顔は同じながら(当たり前)内面が全く違う人を上手く演じていて関心する。
「扉をたたく人」とは全く異なった趣のファンタジー・ヒューマン・コメディを作ったトーマス・マッカーシーは中々素敵だ。
アダム・サンドラーのコメディ、そういえば私も見るのは初めてかもしれません。
この作品は、監督の優しいまなざしが感じられる作品で
ほっこりと楽しめました。
レオン役の俳優さんは、ヒップホップ・アーティストなのですね!
彼が2役をうまく演じ分けていたのが、おもしろさの鍵でもありますね。
ダン・スティーヴンスは今、売れっ子ですね。
これからの活躍がますます楽しみです。
アダム・サンドラーでアメリカ合衆国ではきっと国民的俳優かと思いますが、日本ではDVDスルーが多いかもです。
>ほっこりと楽しめました...
そのとおりりですね。見終わって温かい気持ちになるドラマでした。
そうちょっと調べて見たらクリフ・“メソッド・マン”・スミスはラッパーだそうです。てっきり俳優だと思って見ていた彼の演技は素晴らしかったです。
ダン・スティーヴンスは正にナイスガイですね。
>冴えない中年男への人生の応援歌みたいで思いがけない勇気をもらえます...
アダム・サンドラーはこういった役柄がハマります。
物語もとても素敵でした。
マッカーシーはシリアスもコメディも上手く描く監督ですね。


