2015年 06月 21日
「ハイネケン誘拐の代償」

“1983年に実際に起きた大富豪ハイネケン誘拐事件の顛末を映画化した実録犯罪サスペンス。”
コルに「鑑定士と顔のない依頼人/2013」のジム・スタージェス。
ヴィレムに「アバター/2009」「タイタンの戦い/2010」「恋と愛の測り方/2011」「崖っぷちの男/2011」のサム・ワーシントン。
カットにライアン・クワンテン。
スパイクスにマーク・ファン・エーウェン。
コルの妻ソーニャにジェマイマ・ウエスト。
フレディ・ハイネケンに「プルーフ・オブ・マイ・ライフ/2005」「最終目的地/2009」「恋のロンドン狂騒曲/2010」「ヒッチコック/2012」「ノア 約束の舟/2014」のアンソニー・ホプキンス。
監督は「ミレニアム2 火と戯れる女/2009」「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士/2009」のダニエル・アルフレッドソン。
オランダ、アムステルダム。コルは幼なじみの友人たちと経営する事業に行き詰まり、融資を受けに銀行へ行くが断られてしまう。とにかく金が必要だったコルはヴィレムたちを誘い、綿密な計画の末フレディ・ハイネケン誘拐に成功する。そして警察のポストにハイネケン誘拐告知の手紙を投函する。大富豪である人質の家族はすぐにでも身代金を支払うと信じていたが何も変化は起きない。おまけにハイネケンは拉致にも怯まず平然とし、好みの本や食べ物を差し入れろと要求してくる。
シアターで予告を見て面白そうと思った。アンソニー・ホプキンスVSジム・スタージェス&サム・ワーシントンにもとても惹かれた。
映画の宣伝にアンソニー・ホプキンス主演…なんて書いてある記事があったり、大きくアンソニー・ホプキンスの顔写真を掲げている新聞等もあるが、本作アンソニー・ホプキンス主演ではない。しかしながらナイトの称号を持つ“ハンニバル/レクター”ホプキンスの貫禄は揺るぎないもので、少ない出番ながらものすごい存在感を感じる。ジム・スタージェスとサム・ワーシントンも頑張ってるのに…。
今だ謎が残るという“大富豪ハイネケン誘拐事件”。自身の誘拐を教訓に、その後セキュリティを強化したというハイネケンは転んでもただでは起きそうにない人物。一攫千金を狙って身代金要求の誘拐はしたものの、犯人たちは大物を狙い過ぎてしまったように思える。
ドラマは実話なので犯人は必ず捕まるという結末もわかっている。誘拐をテーマにしたドラマってどれもスリリングかと思えるが、本作はそれほどでもなく、幼なじみの誘拐犯たちのうろたえぶりの方がスリリングかも知れない。
邦題についている“代償”...コルやヴィレムたちにとって誘拐事件の“代償”は余りにも大きかったということがちょっと哀しい。
丸の内TOEIにて
私も予告を見て、ホプキンズ演じるハイネケン氏が
もっと犯人たちを心理的に揺さぶるものだと思っていたので
ちょっと物足りなかったですが、まあまあ楽しめました。
あの大金はどこに行ってしまったのでしょうねー?
仲間の誰かがあとでこっそり掘り返したのか?
あるいは狸親父のハイネケン氏がひそかに取り戻したのか?
あれこれ想像するのも楽しいですね。
>あの大金はどこに行ってしまったのでしょうねー?
確かに気になりましたね。警察だけではなく、ハイネケン氏も独自の捜査をしたということですが、それでも見つからなかったとはやはり謎だったのでしょうね?この事件は。
ドラマは確かに少々物足りなくはありましたが、ジム・スタージェス&サム・ワーシントンの出演に惹かれて見たので、それには満足でした。
でも出所後コルとヴィレムがマフィアになったのには驚きでした。

