「パーフェクト・プラン」

「Good People」2014 UK/USA/スウェーデン/デンマーク
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ロンドン郊外。新天地を求めシカゴから移住して来た請負労働者のトムと小学校教師のアナ夫婦。祖母から相続した屋敷を改築し、子供をもうけて平和に暮らすことが二人のささやかな夢だった。しかしある日、政府よりの外国人労働者の厳しい取締によりアパートからの退去勧告の書類が届く...

トムに「トリスタンとイゾルデ/2006」「告発のとき/2007」「最後の初恋/2008」「ミルク/2008」「食べて、祈って、恋をして/2010」「127時間/2010」のジェームズ・フランコ。
アナに「あの頃ペニー・レインと/2000」「トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合/2006」「NINE/2009」のケイト・ハドソン。
ホールデンに「理想の女/2004」「フィクサー/2007」「ウディ・アレンの夢と犯罪/2007」「ロックンローラ/2008」「ゴーストライター/2010」「マリーゴールド・ホテルで会いましょう/2011」「グランド・ブタペスト・ホテル/2013」のトム・ウィルキンソン。
ジャックに「ディファイアンス/2008」「96時間/レクイエム/2014」のサム・スプルエル。
カーンに「ミックマック/2009」「最強のふたり/2011」「ムード・インディゴ うたかたの日々/2013」「サンバ/2014」のオマール・シー。
アナの友人サラに「GOAL!/ゴール!/2005」「ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-/2010」「恋のロンドン狂騒曲/2010」のアンナ・フリエル。
監督はヘンリク・ルーベン・ゲンツ。

原タイトル「Good People」がちょっと意味深ながらGood Peopleとは誰のこと?とも思った。邦題の「パーフェクト・プラン」はマフィアに挑戦するトム&アナの努力が報われ、まずまずと言ったところ。
某新聞評に“見応えのあるサスペンス…”とあるが、それほどのものではなかった。とにかくシアター(小さい方)がらがら。

ジェームズ・フランコは結構好きな俳優。でも彼の映画をシアターで観たのは「127時間」以来。そしてケイト・ハドソンはこういったシリアスな役柄ではなくコメディが似合う女優。
本作を観に行ったのはジェームズ・フランコもそうだけど、オマール・シーの出演に惹かれたから…いつも良い人役の彼がとても冷徹なフレンチマフィアを演じていてトレ・ビアン!なのだ。ちょっと訛った英語がsexy。
トム・ウィルキンソンは時々悪役を演じるが、この方はやはり良い人が似合う。
ジャック役のサム・スプルエルは「96時間/レクイエム」でもそうだったけど、あの顔では悪役しかキャスティングされないだろうと思わずにはいられないほど悪が似合う。

以下ほぼネタバレ気味に...

トムとアナは階下に住む男が死んでいるのを発見する。彼の死は病死ではなく殺害されたことが判明する。そして部屋を調べ男の遺品を探す中、天井に隙間があるのを見つける。隙間に手をさし入れると重たいバッグが落ちて来た。
経済的に追いつめられた人間が多額の現金を目の前にしたら、良いとか、悪いとかは抜きにして頂いてしまおう!と考えるはず。天井裏から見つけ出した3500万円はトムとアナにとってまるで神からの贈り物のようだった。
ほどなくして刑事ホールデンが事情聴取にやって来る。慌てた二人は金を隠し、階下の男について知っていることは何もないとシラをきり通す。
やがて二人はワケありの金だと疑いながらもとうとう金に手を付けてしまう。バレないように少しずつ…。しかし刑事のホールデンは決してそれを見逃さない。トムとアナを再び訪問したホールデンは、それが麻薬がらみのダーティ・マネーであると説明するのだった。

引退近いホールデンは娘をコカイン中毒で亡くしている。個人的な感情から麻薬がらみの犯罪を許すことができないホールデンと、個人的な状況から金が欲しくてたまらないトムとアナ。手を組みマフィアと闘った3人のラストにほっと一息ついた。

シネマート新宿にて
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by margot2005 | 2015-03-11 23:04 | UK | Comments(0)
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