「はじまりのうた」

「Begin Again」2013 USA
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ある日、ミュージシャンのデイヴはヒットメーカーとして大ブレイクする。やがて恋人グレタはデイヴが浮気していることを知り愕然とする。どん底状態に陥ったグレタはロンドンへ戻る決心をする。そんな折、ストリート・パフォーマーをする友人スティーヴに遭遇する。スティーヴに誘われるままグレタはバーで嫌々ながら自らの書いた曲を披露する。バーの客は無関心だったが、その中でただ一人グレタのパフォーマンスに熱心に耳を傾ける男がいた。

グレタに「アンナ・カレーニナ/2012」のキーラ・ナイトレイ。
ダンに「夫以外の選択肢/2004」「ゾディアック/2006」「帰らない日々/2007」「ブラインドネス/2008」「キッズ・オールライト/2010」のマーク・ラファロ。
デイヴにアダム・レヴィーン。
ミリアムに「カポーティ/2005」「イン・トゥ・ザ・ワイルド/2007」「路上のソリスト/2009」「25年目の弦楽四重奏/2012」「おとなの恋には嘘がある/2013」のキャサリン・キーナー。
バイオレットに「トゥルー・グリット/2010」のヘイリー・スタインフェルド。
グレタの友人スティーヴに「ガリバー旅行記/2010」「ワン チャンス/2013」のジェームズ・コーデン。
サウルに「キャデラック・レコード ~音楽でアメリカを変えた人々の物語~/2006」「僕らのミライへ逆回転/2008」のヤシーン・ベイ。
監督、脚本は「ONCEダブリンの街角で/2006」のジョン・カーニー。

いつも道り映画を観る前に知識を得たくないので、ちょっと意外なカップルであるキーラ&マーク・ラファロの出演しか気にしていなかった。映画を見始めデイヴ役の彼の歌の上手さに感心していたら“マルーン5”の彼だった。上手いの当たり前。そしてキーラの歌声が優しくて驚く。
wowowで見た「エージェント:ライアン/2014」にヒロイン役で出演していたキーラは古典ものが似合う女優。でも本作のグレタ役は良かったな。
ひげ面がとてもsexyなマーク・ラファロはお気に入り俳優の一人。この方少々優柔不断で冴えない男が似合うのだ。

「ONCEダブリンの街角で」は感動的な作品だった。こちらも音楽をテーマに舞台はNY。「ONCEダブリンの街角で」同様感動のドラマ。“アカデミー賞2015”でのアダム・レヴィーンのパフォーマンスも記憶に新しい。

恋人に捨てられた女グレタと、あろうことか娘の目の前で解雇された男ダン。ダンはかつて人気ミュージシャンを多く発掘した敏腕音楽プロデューサー。しかし自ら設立したレコード会社の共同経営者サウルから最後通牒を受ける。そうクビになったのだ。合わせて両人失意どん底状態。そんな二人が出会ったのだから、運命的な出会いであったはず。
グレタの恋人ディヴは有名になった途端恋人を捨てるイヤミな男。一方でダンも妻に捨てられている。まぁ妻ミリアムに捨てられたとはいえ愛する娘に会うため妻子の家に行くが…。そしてダンは妻に未練たっぷり。結局成功したディヴもグレタを失った過ちに気づき、彼女を取り戻そうとする。ダンとミリアムの未来が見えるラストは素敵。グレタのディヴに対する決断も良かった。

グレタが歌う「A Step You Can't Take Back」に自身を重ね聞き惚れてしまうダン。バーの客は無関心ながら、ダンの耳にはギターやピアノやドラムスの音が入ってきて勝手にアレンジしているのだ。あのシーンはナイスだった。NYの街頭でパフォーマンス(ゲリラ・レコーディング)シーンもスゴくいい。
キーラって好みの女優ではないながら彼女の映画をたくさん見ている。きっと私的好みの映画に出演しているに違いない。

新宿ピカデリーにて
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by margot2005 | 2015-03-02 23:30 | MINI THEATER | Comments(2)
Commented by セレンディピティ at 2015-09-06 14:36 x
こんにちは。
すてきな作品でしたね。
キーラ・ナイトレイとマーク・ラファロ、恋愛に発展せず
純粋に音楽を愛し、わかりあえる”同士”というのがよかったです。
ゲリラレコーディングも楽しかったし
ダンが再び家族との絆を取り戻せたのも、音楽が引き起こした奇跡でしたね。
Commented by margot2005 at 2015-09-10 21:54
セレンディピティさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。

そう二人が恋愛関係に??て、ことにならなくて良かったです。
全体的に素敵な展開で楽しめました。
ほんと音楽って奇跡を起こすものなのかも知れません。


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